手作りお菓子に生クリームを添えたくて。 一手間加えるだけでビジュアルUP!

こんにちは、現役パティシエのきらのすけです!

前回作った簡単ガトーショコラが我が家で空前の大ブームしていますよ!

自分もついつい温かい出来立てを食べてしまうんですが、子どもも一緒になってつまんでおり覚めて冷蔵庫に入れとかないとなぁ。

なんて思ってるだけで、そこまでもちません(*_*)

即完売!!

嬉しいんですよ!

嬉しいんですけどね(^_^;)

次は2倍で作ってみようかと検討中です。

出来立てってなんでこんなに美味しいんでしょうね(^-^)

さて、

今日はそんな手作りお菓子に、欲張って生クリームを添えたいなと思ってスーパーに走りましたよ。

スーパーなんで容量が200ミmlの小サイズで使いきりのパック。数百円のものばかりで、これなら全然安いもんです。

正直ちょっとめんどくさなぁと思いましたが、これで生クリームたっぷり添えられるなら問題なし!

多分余るから明日のトーストにもりもり添えたりと夢が膨らむなか、

意外と種類があって、価格もまちまち。

どれにしようか悩み所。

今回はお菓子に生クリームを添えてグレードUPさせたい方の為に、生クリームの詳細を解説。また選び方を解説していきたいと思います!

・ホイップクリームは爆速で完成する最高のクリーム。

生クリームを泡立てたホイップクリーム。

誰もがお好きですよね!

でもこの万能、優秀、主役にもサポートにもなれちゃう誰からも愛されるクリームはその他のどのクリームと比べてみても、本当に簡単なクリームなんです!

結論から言うと、

泡立てるだけで出来ます!

他のクリーム、例えばシュークリームで使われるカスタードクリームやチョコレートクリーム。マカロンに挟むバタークリームと比較してみると、これほど簡単に完成するクリームは他にはありません。

・生クリームを添えるだけで見た目。味の完成度が格段に上がる。そしてテンションもあがる。

どんなお菓子でも、白くてふわふわの生クリームが添えてあれば、格別の仕上がりになります!これが生クリームの凄いところ。

生クリームを使ったお菓子の代表は、ショートケーキ!

ふわふわしっとりのプレーンスポンジに、

生クリームを泡立てたホイップクリームを何層にも重ね、その土台の上には四季折々のフルーツをトッピング!

みずみずしくカラフルな季節のフルーツを引き立てるその白くミルキーでマイルド、エアリーかつ濃厚なコクの生クリームはスイーツ界でもトップ3に入る強者。

こいつが自宅で簡単に作れるなんて、神様はなんて罪なお方なのでしょうか(^_^;)

「純○○とか、フレッシュクリーム、なんとかホイップ、沢山あるけどどれがいい?」

いざ買いに出掛けて、乳製品のコーナーでしょうか。大体チーズやバター、マーガリンなどのコーナーにあるイメージがあります。

その場に向かってみると、自分が思っていたより種類が豊富に揃えられてあることにビックリ。

そして戸惑い。。

どれにしたらいいのかな?

値段も変わるし名前も数字の部分も違う。

ここでは

  1. 何に使うのか?
  2. 購入費用は?
  3. どっしりがいいかあっさりが良いか?

の大まかな3つに分けて解説していきたいと思います。

またどれにしようかは、その時その時によって決めていけば良いと思います。

色々な生クリームを選んでいくなかで、自分の好みなんかが出てくると思うので、ほんとに一概には言えません。

余談ですが、

私も若かりし頃、目の前でずーーーーっと悩んでましたよ(^_^;)それこそほんとに一時間くらい。。

まぁその時間も含めて好きなんですけどね(^-^)

逆にその吟味している時間を楽しめばいいかなと思います!

1:何に使うのか?一般的な生クリームは?

今回僕は、家で作ったガトーショコラにホイップクリームを添えたくて生クリームを購入しました。

なので今回はその事例を元に解説していきたいと思います。

生クリームを使ったお菓子は沢山あります。

ショートケーキのようにスポンジと層にしたり、ムースのようにフルーツピューレと混ぜ合わせたり。また今回のようにガトーショコラにそえたり。

シフォンケーキに添えたりなども定番ですよね。

本当に言い出すときりがないので、今回は大定番の生クリームを紹介します。

それは動物性脂肪の35%の生クリームです。

これは最も平均的な生クリームで、

主役にしてもよし!脇役にしてもよし!な本当に万能な生クリームです。

もし迷ったなら35%の生クリームで間違いない。と言っても過言ではないほど。

もし迷っているならこれにしましょう。

本当に間違いないはず、王道です。

2:内容と価格の違い。裏をみてみよう(原材料)

ここが1番重要な部分ですね。

生クリームは大きく分けて3種類に分けられます。

それは、

  1. 動物性脂肪を使用した生クリームか。
  2. 植物性脂肪を使用した生クリームか。
  3. 動物性脂肪と植物性脂肪をブレンドした生クリームか。

この三つに分けることができます。

では1.の動物性脂肪の生クリームとは何なのか。

これは乳牛を主原料に作られた生クリームと言うことになります。

反対の2.の植物性脂肪の生クリームは、

植物性の油脂を使用して作られている生クリームです。

またそれらをメーカーさんが独自の配合でブレンドされているものが3.の動物性脂肪&植物性脂肪の生クリームになります。

原材料表記の義務があるめ、パッケージの裏に全て記載されています。

またこの原材料は、含まれている量の多い順になっているので、何が多く含まれていて何が少ないのかが一目で分かります。

生クリームだけじゃなく他の商品にも言えることなので、覚えておいて損はないと思います。

価格についてですが、

動物性脂肪の方が高く、植物性脂肪の方が安いです。

またそれらをブレンドした生クリームは中間の価格くらいです。

・予算や用途によって使い分ければいい。

これは本当に好みです。

よりミルキーで濃厚なものが食べたい場合は乳脂肪分が高い生クリームを。

ガトーショコラのように味のしっかりしたものと合わせるならあっさり低めの乳脂肪分の生クリームを、など。

時には全体的にあっさりいきたい気分のときもあるでしょうし、濃厚に濃厚をぶつけガツンといきたいという強者もいらっしゃいます。

また添える量にもよりますが、合わせるものや用途によって予算・用途を選んで使えば言いと思いますよ。

3:どっしりがいいかあっさりが良いか。商品名の最後の部分に付いている数字に注目です。

商品の名前の最後の部分に数字が付いていることが多いです。

これはその生クリームの乳脂肪分のパーセンテージが付いています。

なので◯◯35であれば、乳脂肪分35%の生クリーム。

◯◯45であれば、乳脂肪分45%の生クリームと言うことです。

牛乳でも3.5牛乳とか3.8牛乳とかありますよね?

それと同じ感覚です。

基本的には生クリームのリッチな味わいを求める方は数字の多い方を。

カロリーが気になったりであっさり目が良い方は少ない方をチョイスすればいいと思います。

また乳脂肪分についての詳しい解説はまたしていこうと思いますのでそちらを参考にしてみてください。

一言でお菓子、生クリームと言っても奥が深いですね(^_^;)

・コーヒーフレッシュは絞れないから注意!

生クリーム(品名はメーカーによります)コーナーに、価格の安いコーヒーフレッシュというものが置いてあることがあります。

このコーヒーフレッシュは乳脂肪分20%で、泡立ててもホイップクリームの様に固く泡立たないので買わないように注意してくださいね。

・ホイップクリームの呼び方

生クリームやホイップクリームなど、呼び方も様々ありごっちゃになりませんか?

私も若い頃頭のなかをきちんと整理できておらず、戸惑ったことがありますよ(^_^;)

きちんと書き出すと、分かりやすく、簡単に整理できますよ!

生クリームとは?

→生クリームとは、シンプルになにもしていない液状の生クリームの事を指します。

生クリームを使うお菓子は沢山ありますが、お菓子によって、

  • 液状のままなのか。
  • 少し泡立てたものなのか。
  • しっかりと固く泡立てたものなのか。

などなど用途はさまざまです。

基本的に生クリームと表記があった場合はその液体のまま使用します。

例えばクレームブリュレやプリンの卵液、ガトーショコラなどですね。

次のホイップクリームは

→ホイップ[whipped]したクリーム[cream]。要するに英語で泡立てた生クリームです。

またなんでホイップかというと、

生クリームを泡立てる動きあるじゃないですか?

あれが鞭を打っているような動きに似てますよね。

なんでウィップの過去分詞でホイップなんですよ(^-^)面白いですよね!

余談ですが、フランス語では

→クレームシャンティイ[creme chantilly]と言います。

お菓子職人達はみんなこっちで使いますね!

言い方変わるだけでちょっとかっこいいしおしゃれです(^-^)

・口どけなめらかなシャンティイの作り方、1番のポイント

作り方もこれからいうポイントを守るだけで、誰でも美味しいホイップクリームができます。

そのコツとは、

必ず冷やしながら泡立てることです。

なぜ冷やすことが大事かと言うと、乳脂肪分が分離してきてしまうからなんです。

分離してしまうと、見た目も悪くボソボソして味も脂っぽくなってしまいます。

そしてもとには戻らないです。

このほんの一手間が大切なんです!

分離(逆は乳化)については、仕上がりや味覚にもたらす効果など話すと長くなってしまうでより詳しく理解したい方のみこちらに進んでください。少しマニアックです(^_^;)

(後々紹介していきます。)

・ホイップクリームの就職先を挙げてみた。

そんなホイップクリームはどんなところに使われたいるか。また使うことが出来るかをまとめてみました。

ホイップクリームの就職先一覧表

  • ホットケーキの上に絞る。
  • フルーツに添える。
  • 食パンとフルーツでサンドイッチ。
  • ホイップクリームディップ
  • コンフレ、ホイップ、ジャム、季節のフルーツで簡単にお家サンデー。
  • 手作りケーキに添える。

ちょっとしたうちカフェで大活躍です(^-^)

本当に添えるだけでワンランク上がりますよね!

・まとめ

今回は生クリームについてしっかりと解説しました。

一度で解説しきれない部分もありますが。。

お菓子づつりには欠かせない存在で、まだまだ語れることが多いので次回もたのしみにしておいて下さい(^-^)

 この記事を参考にしてこれからは色んなものに自家製ホイップクリームを添えて楽しみましょう!

それではよいスイーツLifeを。

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