誰でもできる!㏄からグラムへの換算方法。覚えることはたったの3つだけ!

みなさんこんにちは、現役パティシエのきらのすけです。

料理作りやお菓子作りが上手になりたくて、色んなレシピ本を読んでいると、グラムや㏄。大さじや一カップ、などの色々な単位が出てきて混乱したりしませんか?

僕もお菓子作りを始めたての頃たくさんのレシピ本を読みましたが、グラムや㏄が混ざっているレシピでそのまま計って作ったらカチカチのスポンジが出来た苦い経験があります(^_^;)

㏄とグラムの落とし穴に気付いてなかったんですよね(^_^;)

ここでは、特に㏄からグラムへ自分で換算する方法をお教えします!

覚えておくと大変便利だし、グラムで揃えるとお菓子や料理の仕上がりに安定感が生まれます!

とっても簡単なので覚えておいて損はないのでぜひ使ってみてください。

自分で書いたレシピノートが綺麗にまとまって気分も上がりますよ!

・グラムと㏄は換算できるのか?

さて、今回の本題です。
グラムと㏄は自分で換算することができるのか?

先に答えをいっちゃうと、
ルールを守れば誰でも簡単に出来ます!!

作りたいレシピの㏄表記をグラムに換算してより正確に作りましょう。

ではそのルールとはなんなのかを詳しくみていきたいと思います。

・㏄からグラムへ換算するときに注意する3つの事!

レシピ本の中でもよく使われている単位が、このグラムと㏄ですよね(^-^)
大さじや小さじ、1カップも出てきますが、これらも一杯で15グラムや5㏄、200㏄と決まっています。

この中でも換算するときに注意することが3つだけあります。
それぞれパターンがあって、簡単に覚えることができるのでゆっくり見ていきましょう(^-^)

・1,㏄からグラムへの換算~水分編~

ここでは料理やお菓子のレシピ本でもっとも出てくる水分(水や牛乳)をグラムから㏄に換算するときのポイントをお教えします。

と言っても水や牛乳などの水分はグラムでも㏄でも数字は変わりません。なので換算する場合はグラムの部分を㏄に、㏄をグラムに置き換えるだけでOKです!

よく使う場面が多いですがデジタル計りでも大さじ小さじでもどちらでも出来るのは嬉しいですね(^-^)

・2,㏄からグラムへの換算~油編~

ここからが少しポイントになるところです。

水と油は比重が違うため㏄とグラムは異なります。

水分と比重が異なる油は、㏄からグラムに変える場合に数字が変わってきてしまうので注意が必要な部分です。

㏄からグラムの換算式は

◯◯㏄×0.9=◯◯グラム

と簡単に換算することが出来ます!

比重が違う、とよく耳にしますが、いったいどう言うことかというと、同じ容量100㏄で比べた場合、水よりも油の方が軽いという事です。

どれくらい軽いのか?ですが、油は水の重さの90%ほどの重さしかありません。

なので、例えば同じ容量の計量カップ(200㏄)一杯に注いだ場合にグラム(重さ)で比較すると、水はそのままの200グラムですが、油は90%の180グラムということになります。

もしサラダ油200グラムと書いてあるレシピを計量カップ(200㏄)で計ると20グラムも足りていないんです!

ここが失敗する原因になります(^-^)
でももうこの換算式で大丈夫です!

・3,㏄からグラムへの換算~小麦粉編~

小麦粉などの粉類も同じく注意が必要です。

水分と違い、間に空気が入っているのでその分軽くなります。
そのため同じ一カップ(200㏄)で計量してもグラムに換算すると110グラム位なんです。

㏄からグラムへの換算式は、

◯◯㏄×0.55=◯◯グラム

なぜくらいかというと、ふんわり空気を含むように計れば少し軽くなりますし、押し込むようにして計れば空気の隙間が減り重くなります。

小麦粉を1カップすくい台の上にトントンしたらなんか上の方隙間が空いてきたことないですか?
それは空気の隙間がつまって出来た隙間なんですよ(^-^)
ちょっとしたさじ加減で変わってしまうので注意が必要です。

・菓子作りには㏄よりもグラムが良い!

粉や油を㏄で計る場合は多少の誤差が出てしまうので、お菓子作りには適していないのであまりおすすめはしないです。

㏄からグラムに換算して作りましょう!

グラムは誰が計っても同じで正確なので、より良いものや安定感を求める人はデジタル計りをオススメします(^_^)

・まとめ

今回の㏄からグラムへの換算は参考になりましたでしょうか?
㏄だと毎回重さが違うので仕上がりが安定しません(^_^;)

また㏄表記のレシピも、これで挑戦できたら作るのがもっと楽しくなりますよ!
ぜひお菓子作りに役立てていただけたらなと思います。

ではまた(^_^)

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