こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。
お菓子作りではたくさんの技術が使われますよね(^_^)
混ぜたり泡立てたり、伸ばしたり敷き込んだり丸めたりなど一つ一つはそこまで難しくはなくても、すべてが揃わなければ完璧な仕上がりにすることは不可能なほどです。
ここではオーブンでの焼きにまつわるお話。
普通に生地を鉄板に並べて焼く以外にも、「湯煎焼き」というなんだか聞きなれない言葉に直面したことがある方も多いのではないでしょうか?
ここでは以下のような悩みについて解説していきたいと思います。
この記事を書いている僕はパティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)
読み終わって、
・湯煎焼きのやり方が詳しくわかった!
・湯煎焼きをする意味もしっかり理解できた!
・湯煎焼きでスイーツが美味しく仕上がった!
と、新たな技を習得して新しいスイーツとの出会いに喜んでもらえると僕も嬉しいです(^_^)
・湯煎焼きとはどういう方法?
お菓子作りをしていて、不意に湯煎焼きとか言われると『どんな方法なんだろう?』とか『オーブンで焼くのにお湯??』などのはてなマークが頭に浮かぶのではないかと思います。
まず先に答えを言ってしまうと、湯煎焼きとは次のような方法のことを言います。
この湯煎焼きは、プリンやクレームブリュレ。またはスフレチーズケーキなど、オーブンで蒸し焼きにしたいお菓子を作るときに使う技です。
湯煎焼きを分かりやすく言うと、オーブンでの「焼く」と蒸し器での「蒸す」の2つの良いところを合わせたようなスペシャルな焼き方になります。
注いだお湯の力で蒸すことができるよ!
・湯煎焼きにはどんな意味があるの?
湯煎焼きの方法がわかったところで、それにはどんな効果や意味、メリットがあるのかも知りたいですよね(^_^)
湯煎焼きをよく理解して使いこなせば、求める仕上がりにすることも可能です。
1番の理由は、お湯を張ることでそのお湯が蒸気となり、蒸し焼き状態でじっくり優しく火を入れてくれるからです(^_^)
湯煎焼きという技法を使って蒸し焼かれたプリンやチーズケーキは、とてもしっとりとした焼き上がりに仕上がります。
スイーツもお肌も保湿が大事よね!
・湯煎焼きでの最大のポイントとは?
湯煎焼きのポイントですが、せっかく蒸し焼き状態の環境を作ったら基本的には途中で扉を開けないこと。
気になって気になってついついオーブンを開けてしまいがちなんですが、開けてしまうとせっかく充満した水蒸気が外にでてしまうのでこれではしっとりと蒸し焼きすることができません。
しっかりとオーブン内の湿度が上がることで生地への火の通りも良くなり、しっとりジューシーに仕上がります。
湯煎焼きの効果を最大限に引き出すためにも途中で開けないことが最大のポイントです(^_^)
・湯煎焼きという技を使って作るスイーツ。
湯煎焼きする代表的なお菓子は以下のようなものがあります
みんな大好きなスフレチーズケーキも湯煎焼きをして作るスイーツだよ!
お湯の量はレシピにより様々。
多ければより全体がじっくり加熱されてしっとり仕上がるし、少なければ表面にほどよく焼き色がつきます。
色々な方法があると思いますが、基本的にはお湯の量が多い場合は「蒸気の力でしっとりとした仕上がり」に。
少なめの場合は、「熱の伝わりを緩やかにして浮き過ぎの抑制のため」「少し乾燥気味に仕上がる」という感じかなと私個人的には感じています。
また使っているオーブンの庫内の広さなども若干関係してきたりもするので少し調整が必要な場合もあるかもしれません。
逆に『お湯をたっぷりするくらいならすでに蒸した方が良くない?』と思うこともありますが、蒸しだと焼き色はつきません。
なので焼き色をつけつつもしっとりと仕上げたい場合には、湯煎焼きという技法が必要になってくるんです(^_^)
最後に本当に大事なことを言わせてください!
湯煎焼きをするお菓子を作る時、お湯の入った鉄板の出し入れでやけどをしないように十分に注意してくださいね!
・まとめ
今回は、
【それちゃんと湯煎焼きできてる?】湯煎焼きとは何かについておさらいしてみた。
についてまとめました。
湯煎焼きとは、オーブンでお菓子を焼く際にお湯を注ぐだけ。
お湯を注ぐだけではありますが、仕上がりの違いはかなりあるんじゃないかなと思います(^_^)
美味しいお菓子を作るために、湯煎焼きをマスターしてみてください。
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