こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。


お菓子作りが好きな人でもレシピをたくさん読んでいると普段使うことのない専門用語が出てくることおあると思います。そのひとつに『ムラングとは何ぞや？』と、疑問に思うこともあるのではないでしょうか？



お菓子作りをはじめて間もない頃の僕もおなじ経験がありました。

あっちのレシピにはメレンゲって書いてあるし、またこっちのレシピにはムラング表記。

中身自体が違うのか味が違うのか、結局なにが違うのか分からなくて悩んで、せっかく『作るぞ！』って意気込んでいたのにお菓子を作るまでに至らなくて残念なことが何度もあったんです(^_^;)

ここでは次のような悩みを解決します。

この記事を書いている僕はパティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)

読み終わって、

・ムラングの正体がわかった！
・呼び方の違いにもう惑わされなくなった！
・代表的なムラング菓子を知れた！

と、心のモヤモヤが晴れてもらえたら僕も嬉しいです(^_^)

・ムラングとは一体どんなもの？

ひとまず結論ですが、ムラングとは卵の白身にグラニュー糖などの砂糖を加えてホイップクリームみたいな泡状のふわふわしたもののこと。

別の呼び方で「メレンゲ」とも言います(^_^)

『メレンゲとムラングはどっちがどっちなんだろう？』と悩んでしまいそうなところですが、実は全く同じものでした。

このムラングは、定番のスポンジケーキやムースなどの生菓子。メレンゲクッキーなどの焼き菓子に使ったりと、お菓子作りにおいて切っても切り離せない「超重要」な存在です(^-^)

お菓子によって材料の配合は少し変わることもあるかもしれませんが、基本的な、「卵白・砂糖・泡立てる」というところはまったく同じです！

・ムラングとは何語か？

呼び方の違いで戸惑いがちのムラングですが、国によって呼び方が違うだけでした(^_^;)

お菓子作りをしているとよく耳にする、卵白を泡立てて作られた「メレンゲ(meringue)」は英語です。

対して同じものですが「ムラング(meringue)」はフランス語。

なので国によって読み方や発音が違うだけで、作っているものはおんなじです(^-^)

一般的には分かりやすくメレンゲと呼ばれることの方が多いと思います。わざわざムラングと呼ぶことも少ないでしょう。

僕の経験上、パティシエ同士での会話でも、「ムラング作っといて！」なんて聞かないですし(^_^;)

・ムラングの種類は全部で３種類。

お菓子の本場フランスでの呼び方はムラングです。

そのムラングの中にでもさらに３つに分かれるということをご存じでしょうか？

実はおなじムラングでも、少しの作り方の違いで次のように呼び方が変わってくるんです！

卵白と砂糖のみのシンプルな作り方ですが、

・砂糖をそのまま入れて泡立てる。
・シロップにして煮詰め入れてから泡立てる。
・また湯煎にかけて温めてから泡立てる。

と、用途に分けて適切なムラングに仕立ててから使います。

・ムラングを使った代表的なお菓子。

卵白を泡立てて作られるムラングを使ったお菓子はとても多いです。

ふんわりと軽いお菓子からサクッとしたお菓子。またはねちっとしたお菓子まで、身近な材料でできるムラングはいろいろな表情に変化してお菓子の幅を広げてくれます。

ムラングは、日本でも「淡雪羹」という和菓子などに使われるくらいお菓子作りには欠かせない存在なので、覚えておいて損はありません(^-^)

・まとめ

今回は、
【ムラングとは？】呼び方の違いや意外と知らない種類まとめ。

についてまとめました。

正直ムラングと書いてある本はあまりないかなと思います(^_^)

ですがいきなりムラングとか言われるとよくわからなくなってしまうので、この記事を読んでスッキリしてもらえたらと思います。