『クレープ生地を作ったら寝かせないとダメ?』その理由を解説します。

『クレープ生地を作ったら寝かせないとダメ?』その理由を解説します。 お菓子作りのなぜ?

こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。

『クレープ生地を作ったらすぐにでも焼いて食べたい!』その気持ち、よく分かります(^_^)

ですがどんなレシピにも、「冷蔵庫で最低30分は寝かせましょう」などとよく書かれていることが多いです。

すぐに焼けるなら焼きたいけど、寝かさずに焼いて失敗するならそこはもちろんしっかりと守りたいもの。


ここでは以下のような悩みについて解説していきたいと思います。

・クレープ生地は寝かさないとダメなの?
・クレープ生地を作ったけどすぐ焼いちゃダメ?
・寝かさずに焼いたら美味しくない?



この記事を書いている僕はパティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)


読み終わって、

・クレープ生地を寝かせる理由がわかった!

と、よりクレープ生地についてより深く知ってもらえれば僕も嬉しく思います。


クレープはフライパンでできる簡単なお菓子です(^_^)

トッピングも無数にあるし、お菓子作り初心者の方でも大満足間違いなしなので覚えておいて損は無いかなと思います。

・クレープ生地を作ったら寝かせないとダメ?その理由とは。

クレープの生地作りは、5分もあれば作れる簡単な生地です。

生地自体はこんなに簡単にできてしまうのに、「冷蔵庫で最低30分は休ませましょう」とか「できれば数時間寝かせてください」などと食べるまでに時間がかかるのはちょっと面倒だなと思ってしまうことも多いと思います。

ではクレープ生地を寝かせるのはなぜなのか?


その理由は、クレープの生地の作り方が関係していました。


クレープ生地は、もちっとした食感を作るためにしっかり練り混ぜグルテンというものを出して作りますが、そのグルテンを落ち着かせるためには生地を寝かせる必要があるからです。


このグルテンを落ち着かせる意味ですが、生地を寝かせることによって粘りが弱くなります

作りたての生地と比べてみると、かなりさらっとした状態に変化していることがわかります。

寝かせた生地は寝かせていない生地と比べて、フライパンなどで生地を伸ばす際に伸びやすくしっかりと薄いクレープに焼くことができるんです(^_^)


きらのすけ
きらのすけ

薄くきれいに焼くためには生地を寝かせ、休ませてあげることも大事な工程の1つなんだね!



またその他にも、混ぜ合わせた材料たちがしっかりと馴染むための時間でもあります。

「朝にクレープ生地を使って洒落た軽食を!」なんて考えている場合には、夜に生地を作って一晩冷蔵庫で寝かせておけばちょうど良い感じの生地感になるのでおすすめです。

・クレープ生地を作ったけどすぐ焼いちゃダメ?


クレープ生地を寝かさずすぐに焼いちゃダメかどうかと言われると、別に全然焼けるし美味しいです(^-^)


またこれは現役パティシエの個人的な意見ですが、「クレープ生地を寝かせないといけない」とか「すぐに焼いてはダメ!」というのは、仕上がりの好みもあると思うのでどちらがいいとかはないと思います

強いて言えば「何に使うのか?」によって決まってくるのではないでしょうか。


僕は正直「すぐに焼いてはダメ!」だということはないと思います。


きらのすけ
きらのすけ

僕も家だと待つの嫌なので寝かさず焼いちゃうから。



クレープ生地を寝かさないで焼くと生地の伸びが悪いので、フライパンで焼くときなんかには上手に生地を流さないと上手く全体に行き渡らせることが難しいかもしれません。

そのあたりは、寝かした生地の場合よりも少し多目の生地を流すなどすれば全然問題ないかなと思いますが、そうなると少し厚めのクレープが焼き上がってしまいます。

伸びが悪い分きれいに伸ばせず穴が開いてしまったりとかもあるかもしれませんが、この辺はちょっと感覚なのでコツをつかむまで1、2枚ちょっと不格好なクレープが焼けるかもです。


ちょっと厚めの食べごたえのあるクレープが好きな方には良い感じに焼けるので、特に生地を寝かせる必要もないのかもしれません。


クレープ屋さんみたいに三角に包む場合なら、寝かさずにすぐに焼いても厚すぎることもなく生地の食べごたえがあっていいと思います(^_^)

反対にミルクレープのように何層にもする場合には、クレープ生地は薄い方が良いのではないかなと思います。

この場合にはしっかりと寝かせた方が良いです。


こんな感じに「そのクレープを使う目的」によって寝かせるか寝かせないかを判断すればいいんじゃないかなと思います(^_^)

・クレープ生地を寝かさずに焼いたら美味しくない?


クレープ生地を寝かせないで焼けるとしても、問題は美味しいかどうかですよね!

生地を寝かせる時間をカットして、最速時短クレープを食べられたとしても美味しくなければ本末転倒です。


これまた僕の個人的な意見ですが、正直寝かせても寝かさなくてもどちらも美味しいです(^-^)

・早く食べたければすぐに焼く。
・生地厚め、もちもち系クレープが好きならすぐ焼く。

・時間があるなら寝かせる。
・予定があるなら計画的に生地を作って冷蔵庫に入れておく。



と、それぞれ状況に応じて楽しく美味しくクレープを焼ければそれで良いのかなと思います(^-^)


きらのすけ
きらのすけ

やっぱり楽しんで作らないとね!



クレープ生地は簡単で、材料がそろっているなら5分もあれば作れてしまいます。

寝かさなければすぐ焼いてすぐ食べられるので、急なリクエストにも対応できる優秀な生地ですよ(^_^)

・まとめ


今回は、
クレープ生地を作ったら寝かせないとダメ?その理由とは。

についてまとめました。


正直僕は、時間があろうとなかろうと生地寝かさないです(^_^;)

なぜなら分厚くてもちもち感のあるクレープが好きだからです。


でも生地を作ってから、クリームを作ったり果物をカットしたりしていると案外30分くらいはすぐに経ってしまうもの。

なので生地を先に作っておけば、結局30分くらいは寝かせられていると思います。

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