マカロン作りは難しい…。【現役パティシエも乗り越えた失敗談まとめ】

マカロン作りは難しい…。【現役パティシエも乗り越えた失敗談まとめ】 マカロン


こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。


マカロンって小さくてかわいい見た目だけじゃなく、いろんな色や味のバリエーションがあって人気のあるスイーツですよね!

自分でも作れたらたくさん食べられるのになぁと思い作ってみるけど、これがなかなか難しい…(^_^;)


使う材料はシンプルなんだけど、メレンゲを上手に作ったりマカロン特有のマカロナージュしたり作り方も独特。

焼く前には乾燥させないといけないし焼く温度も途中で変わったりと何かと失敗するポイントが多いですよね。



ここではマカロンが失敗失敗する原因を、『現役パティシエも乗り越えたマカロン作りの失敗談』として、まとめ形式で紹介していきたいと思います。


この記事を書いている僕は、現役パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。

正直なことを言うと、マカロン作りもたくさん失敗しました(^_^;)

失敗の原因も解決していないのにどうしても焼かなければならない状況もあったりで大変苦労もしました…。


ですが今では、数々の失敗を乗り越えて美味しいマカロンをつくれるようになっています!


食べるのは美味しいマカロン。

この記事を読んでいるあなたには、甘くて美味しくてかわいいマカロンを作って、「次はどんな味にしようかな!」などとワクワクしてもらいたいです(>_<)


「あっ!これわかる!」
「これ前の自分と同じだ!」

と、あなたの作ったマカロンと同じような状態が見つかって、解決方法も見つかれば必ず次は成功すると思います。

いや!僕は成功させてほしいです!!
なのでひとつひとつ見ていきましょう(^_^)

・マカロン作りの失敗談まとめ。



マカロンは高級品です(>_<)

価格については上から下までありますが、あんなに小さいのに1個数百円するなんてどう考えても高級品ですよね!


でも実際にマカロンを作ってみると案外納得してしまいます。

だってマカロン作るの難しいんだもん(^_^;)

少しお恥ずかしいですが、ここでは僕が今まで経験したマカロン作りの数々の失敗談をまとめたいと思います。

同じような状況で失敗している人ならとても共感するかもしれません。

また次回に同じ失敗をしないように一言アドバイスを添えさせていただきますね(^-^)

きらのすけ
きらのすけ

同じ失敗は2度はしない!!


それでは参ります。

・【マカロン作りの失敗談その1】しっかり乾燥させずに焼いた。



「マカロンを乾燥させてから焼きましょう。」

このフレーズはどのレシピ本でも出てくるマカロンならではの工程です。

でもはじめのうちは「どれくらい乾燥させたら良いのか?」など感覚的なことだし全然わからないですよね(^_^;)

僕もはじめは全くわかっていなかったです(笑)


待ちすぎてもダメっぽいし、「レシピに載っている時間がきたから焼こう!」と思って焼くと表面が割れて失敗…。

まさに原因不明です(^_^;)



初心者まる出しだった僕も、マカロンを乾燥させる目安がわかってからは失敗が無くなりました。

マカロン乾燥の目安について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。



・【マカロン作りの失敗談その2】メレンゲを分離するほど立て過ぎたけどそのまま生地を作り進めた。



全ての計量が終わったらメレンゲを立てる作業に入ります。

メレンゲの立て具合も、「しっかりと」や「角がたつくらい」などと結構感覚的で分かりにくいです(^_^;)

しっかり泡立てろと書いてあるのでしっかり泡立てると少しメレンゲがボソボソしてきます。
これがいわゆるメレンゲの分離です。

マカロンを作るにあたってメレンゲはかなり重要な部分です。

このメレンゲ作りが、上手にできるか失敗するかでマカロンの仕上がりもかなりかわってきます(^_^;)


過去に僕は、「もったいないしメレンゲをやり直すのも面倒だなぁ…少しくらい良いか!」と作業を進め離水したメレンゲを使ってマカロン生地を作りました。

すると結果、焼き上げたとき水分の影響でマカロンの表面にシミができたり、空洞になってしまいました。

この場合、アーモンドパウダーなどの粉類と混ぜ合わせる前であれば多少面倒ですが卵白とグラニュー糖だけ計りなおし、やっぱりメレンゲを作り直すべきでした…。

きらのすけ
きらのすけ

混ぜ合わせてからではもうどうすることもできないから…。



このような状況になったらそのまま作り続けても失敗してしまいます。

きれいなマカロンに仕上げるためにも素直にメレンゲを作り直しましょう!

・【マカロン作りの失敗談その3】マカロナージュをやり過ぎたけどそのまま焼いた。



マカロンの作り方の特徴であるマカロナージュ。

ここも何回したからOKなどというものはなく、状態を見ながらマカロナージュしていくという結構感覚的なところです。


マカロン作り初心者だった頃の僕も、しっかりマカロナージュしないといけないものだと思いつやつやになるまで嬉しそうにしっかりとマカロナージュしました(^-^)

ところがいざクッキングシートを敷いた鉄板に絞り出すと、丸く絞ったはずのマカロン生地が所々垂れ流れていびつな丸になってしまいました…。

生地を回収して再度絞ろうとも、すでにマカロナージュしすぎていて生地もゆるいのでもうどうすることもできません。

失敗ですよね(^_^;)

特にまだマカロンを作った回数が少ない初心者であれば、状態の見極めはとても難しいとおもうんですよね!

ですがマカロナージュしすぎると元に戻すことは不可能なので、少しずつマカロナージュしていくなどより注意深く進めていくことをおすすめします。

きらのすけ
きらのすけ

まずは半分の回数で様子を見る。

そこから徐々に2回ずつ増やしてみるとか慎重にいこう!



失敗しないためにも、泡立てたメレンゲの泡をゆっくり慎重に、大事にやさしく扱ってあげましょう!

・【マカロン作りの失敗談その4】乾燥させなくてもいいレシピなのにしっかり乾かしてから焼いた。



マカロン作りを学んでいくと、乾燥しなくても良いレシピがあることを知りました。


このレシピと出会った頃は、乾燥させなくて良いレシピなら時間もかからないし、「乾燥しにくい季節でも失敗無しで作れるじゃないか!(^-^)」と、とても嬉しかったことをよく覚えています!

ですがやっぱりマカロンは乾燥させないとピエが出なくて失敗するものだと思っていたので、乾燥しなくても良いレシピでも乾燥させて焼いていました。

乾燥しなくてもいいレシピのためか、いつも以上に早くピエも出るしマカロン全体の浮きも快調でした。

見た目はコロンとしたマカロンっぽい形でとても満足していたんですが、必要以上に乾燥させたからでしょうか。

マカロン内部の生地が出すぎてしまって、中が空洞になる失敗が多発しました(^_^;)

乾燥しなくていいレシピは乾燥させて焼くと失敗します。

失敗しないためにも、そのレシピの作り方はちゃんと守りましょう!

・【マカロン作りの失敗談その5】卵白に着色したけど色が薄かったので後から色粉を足して生地を作った。



マカロンは中にサンドするクリームの味にあわせて、生地の色も自由に着色することができます(^_^)

とはいえ色粉の入れ具合も意外と難しいです。


メレンゲを泡立てるときに色粉を直接、または少量のアルコールなどで溶いたものを加えることが多いです。

ですが、泡立て終わったメレンゲとアーモンドパウダーなど合わせると想像していたものよりも薄いこともあると思います。


僕もマカロン生地を混ぜ終わった頃に、「もう少し色を濃くしたいなぁ」と思うことがよくあります。

ここで色粉を追加すると、色ムラができてマーブル状になってしまうのでよく混ぜ合わせなければいけません。

そうすると必要以上にメレンゲの泡がつぶれてしまい、これもまた絞り出したときに綺麗な丸にならなかったりする失敗になってしまいます。

またそうならないように混ぜる回数を減らせば、色粉が生地にきれいに馴染まずにマーブル模様になってしまったりもします。

マーブル模様にならないようによく混ぜてもダメ。
メレンゲの気泡を潰さないように控えめに混ぜてもダメ。

ダブルで失敗はつらいものがあります(^_^;)

吹き出し

きらのすけ
きらのすけ

出来る限りメレンゲを作る段階で色を決めておきたいところ

そうすることで失敗が防げるんじゃないかなと思います!!


・まとめ



今回は、
マカロン作りは難しい…。【現役パティシエも乗り越えた失敗談まとめ】

についてまとめました。

①しっかり乾燥させて焼こう!
②メレンゲを失敗したらメレンゲだけ作り直そう!
③マカロナージュし過ぎたらもうやり直そう!(もしくは焼いて自分のおやつに。)
④乾燥無しのレシピはそのまま焼こう!
⑤色粉での着色はなるべくメレンゲの時に決めよう!



マカロンは使っている材料やレシピは案外シンプルです。

ひとつひとつ注意しながら、焦らず進めていけば失敗も減ると思います(^_^)


僕もたくさん失敗したけどそれらを乗り越えて今ではちゃんと作れるようになったので、あなたもきっと乗り越えられるはずです。

マカロン作り好きな人を僕は応援してます。

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