こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。
先日僕はこんなツイートをしました。
マカロンを絞ってから、表面を乾燥させて焼かないとキレイなピエを出すことはできません。
ピエはマカロンのトレードマークなので、そのためにもしっかりと乾燥させたいところです。
ですが、雨が降っていたりして空気中の湿度が高い場合はマカロンもなかなか乾燥してくれません……。
湿度に左右されず安定してマカロンを乾燥させることができれば、マカロン作りもより楽しくなっちゃいますよね(^_^)
なので今回は、『オーブンを使ってマカロンを乾燥させる方法』を解説していきます。
・マカロンの乾燥時間を短縮する方法ってある?
・湿度の高い日でもマカロンを作れるかな?
・マカロンの乾燥具合を安定させたい…。
この記事を書いている僕は、現役パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり数々のお菓子を作ってきました。
1年通していつでもマカロンを作ることがあるので失敗しない技もいくつか持っているのでお役にたてると思います(^_^)
この記事を読み終われば、1年中どんな季節でも天候や湿度に左右されずに楽しくマカロンを作ることができるようになります。
またオーブンでサクッ!と素早く乾燥させることができれば時短にもなるので、乾燥させる時間を短縮したいせっかちさんにも試してもらいたい方法です(^_^)
・絞ったあとのマカロンをオーブンで乾燥させる方法
絞ったあとのマカロンを乾燥させる工程はマカロン作りの最大の特徴です。
ですが部屋の湿度が高いとマカロンもなかなか乾燥してくれません(^_^;)
そんな時はオーブンを使って乾燥しやすい状況を作ってあげれば問題ないですね!
やり方はとても簡単です。
①オーブンを110℃にしっかり余熱しておく。
②その中にマカロンを絞った鉄板を入れる。
(※この時オーブンはスイッチOFFの状態です)
③2分待つ。
④オーブンから取り出してさわって確認。
以上です(^-^)
この後は通常通りの温度と時間で焼いていけばOK!
2分で乾燥とか早くない!?
むかし梅雨時期にマカロン作ったら乾燥するまで1時間以上待ったこともあるのに(泣)
※使っているオーブンによって微妙に変わってきます。もし乾燥具合が弱かったらもう1分オーブンに入れて様子を見たりと調整してみてください。
マカロンの乾燥具合の判断についてはこちら↓↓↓
湿度が高いということは、空気中の水分が多いということ。
水分は100℃で蒸発していくので、110℃でオーブンの余熱をしっかり行えば「湿度ゼロの状況」を作り出すことができます。
※家庭用のオーブンは出力が弱いので、より乾燥しやすいように今回は110℃に設定しました。
ここで1番注意したいことは、オーブンに入れるけど「焼く」のではないということ。
なのでマカロンをオーブンに入れたあとは、スイッチをつける必要はありません。
しっかりと予熱したオーブンを開けて、マカロンを絞った鉄板をサッ!と入れ扉を閉めてそのまま待つだけです。
あくまでも乾燥が目的ということだね!
間違えてスイッチONにしないよう要注意!!
・湿度の高い日でもオーブンを使えば乾燥しやすくマカロン作りも可能に!
エアコンの除湿をつけてみたり扇風機で風を当ててみたりとマカロンを少しでも早く乾燥させるための方法は色々ありますが『作る環境がみんな同じではない』と思うし、なかなか乾燥してくれない場合もあると思います。
ですがこのオーブンを使ってマカロンを乾燥させる方法を使えば、湿度の高い日でも安定してマカロンを乾燥させることができます(^_^)
・マカロンを乾燥させる理由。
そもそもなぜ乾燥させてから焼かないといけないのか?
マカロンを乾燥させる理由を簡単におさらいしておきましょう(^_^)
マカロン作り最大の特徴とも言えるオーブンに入れる前の乾燥。
この乾燥させる工程は、マカロン特有の『ピエ』を出すための大切な工程でした。
他のお菓子にはない唯一無二のマカロンらしさを出すためにも、しっかりと乾燥させてからオーブンにいれて焼き上げなければいけないのです。
・まとめ
今回は、
本当は教えたくないオーブンを使ってマカロンを乾燥させる方法。
についてまとめました。
①オーブンを110℃にしっかり余熱。
②マカロンを絞った鉄板を入れる。
(※この時オーブンはスイッチOFF)
③2分待つ。
④オーブンから取り出してさわって確認。
⑤通常通り焼く。
この方法なら湿度に負けずいつでもマカロン作りを楽しむことができます(^_^)
お試しあれ。
ではまた。
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