マカロンを乾燥させる時間の目安は?【時期や作り方での違いまとめ】

マカロンを乾燥させる時間の目安は?【時期や作り方での違いまとめ】 マカロン

こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。

マカロン作りをするにあたって、「オーブンに入れる前に表面を乾燥させましょう」とよくレシピ本に載っています。

マカロンが乾燥する大体の時間の目安を知っていれば、作業がよりスムーズになりますよね(^-^)

僕が初めてマカロンを作ったときには、数分おきに何度も確認のためマカロンを見に行き、眺めたり触ったりと初心者丸出しでした(^_^;)

何度もさわると表面も汚くなるしあまり良いことはありません。


ここでは、

・マカロンが乾燥するまでの時間はどのくらい?
・マカロンの乾燥時間が早い作り方は?
・マカロンの乾燥時間を早める方法ってある?

をまとめました。



この記事を書いている僕は、現役パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり数々のお菓子を作ってきました。
100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)



読み終われば、ある程度マカロンが乾燥するまでの時間の目安が分かるので時間を有効活用することも出来るようになります!

お茶を飲んで休憩したり、サンドするクリームを作ったり。
ソワソワせずにすみますし、その間に家事の1つでも終わらせることができたら嬉しいですね。


また、乾燥時間をより短縮させる方法も一緒に紹介したいと思います(^_^)

・マカロンが乾燥する時間の目安。



マカロンを焼く前に乾燥させる時間の目安は、一般的には以下のように記載されていることが多いです。

・春夏(10月~5月)=約1時間~2時間。
・秋冬(10月~3月)=約30分~1時間。



レシピ本によくのっている時間はあくまでも目安

この時間になったからといって、絶対に表面が乾燥してくれるわけではありません!



その理由は、マカロンを作る環境はみんな同じではないからですね(^_^)


湿度の低い地域に住んでいたり、雨が降ることが多い場所に住んでいたりと環境は様々です。

なのでこれらの時間の目安を頼りにしつつ、自分の目で見たりさわってみて乾燥終了を見極めましょう

きらのすけ
きらのすけ

時間はあくまで目安。

最終的に判断するのは自分の感覚だよ!



マカロン乾燥の目安をより詳しく知りたいかたはこちらの記事も一緒に読んでみるのもありだと思います。



・マカロンの乾燥時間が短い時期



基本的には上の通り、秋冬(10月~3月)がもっとも乾燥時間が短いです。

「お肌がカサカサになってしまうからハンドクリームが必要ね(汗)」などと思う時期は、マカロンも乾燥しやすいので作るには最適の時期ですね(^-^)

・マカロンの乾燥に時間がかかる時期



逆に5月6月などはマカロン作りには最悪です。

特に梅雨時期は湿度が高くマカロンの表面もなかなか乾いてくれません。

きらのすけ
きらのすけ

やっぱり雨の日は湿度が高いから僕もマカロン作るの避けちゃうね…。


・マカロンの乾燥時間が早い作り方は?



マカロンの作り方は大きく分けて2つのタイプがあります。

・フレンチメレンゲ(卵白とグラニュー糖をそのまま泡立てる方法)を使って作るマカロン生地。

・イタリアンメレンゲ(卵白に熱々の煮詰めたシロップを注ぎながら作る方法)を使って作るマカロン生地。



大きな違いは「砂糖の加えかた」と「卵白に火が通っているかどうか?」というところ。


フレンチメレンゲタイプは生のままなのでみずみずしいく、反対にイタリアンメレンゲタイプは少し加熱されている分みずみずしさは劣りますが気泡の安定感は抜群です!

今回の乾燥時間については、加熱されている分イタリアンメレンゲタイプのマカロン生地のほうが少し早いかなという感じです。


とはいえそれ以上に、季節による影響やその日の天気に左右されてしまいます。

作り方と同時に作る環境の改善方法も考えてみましょう(^-^)

・マカロンの乾燥時間を早める方法



冬の寒く乾燥した時期に乾燥しやすいイタリアンメレンゲタイプのマカロン生地なら、目安の時間よりも早く乾燥してくれると思います。


ですが逆に湿気の多い日にフレンチメレンゲタイプのマカロンを乾燥させようとしても、自然乾燥だとどうしても限界があります(^_^;)
ただまっていてもなかなか乾燥してくれません。


それなら乾燥しやすい環境を自分でつくってあげればいいと思います!

乾燥時間短縮のための工夫は以下のようにいくつかあります。

・扇風機で風をあてる
・エアコンの除湿機能を使う
・ドライヤーで風をあてる
・うちわなどであおぐ
・オーブンに入れて乾燥させる



原始的ではありますが、風を送って乾かすというのがもっとも簡単で良いですね(^-^)
自然乾燥より少しは早く乾きそうです。


そして一番身近なのは扇風機!

僕も「湿度が高そうだなぁ」と感じる場合は積極的に使っている方法です。



また最後の「オーブンに入れての乾燥」も、湿度にほとんど左右されないのでおすすめ!

強制的に乾かすことで時短になるところも魅力があります。



オーブンで乾燥させる方法を知りたいかたは、こちらも合わせてよんでみてください。
↓↓↓
(現在準備中。)

・マカロンの乾燥時間についてパティシエの感覚。



マカロンを乾燥させる時間の目安について僕の感覚的なことをお話しします。


正直なところ何月から何月までは何分というのは、その日の天候も関係してくるしあまりあてにはならないと思っています。

11月の冬に差し掛かった時期で、ある程度空気も乾燥していても、朝から雨がどしゃ降りだと湿度も上がってしまいます。

逆に5月6月の台風が多い時期や、梅雨時期でも雨が降らない日が続いていたりすれば湿度もそこまで高くはなりません(^_^)


なので僕の今までの経験からいうと、季節や月はあくまでも目安。

1番は、なるべく早くマカロンが早く乾燥するように「作る環境を整えておくこと」が大事だなと言えます(^_^)

きらのすけ<br>
きらのすけ

全然乾燥しなくてあたふたしないで済むように準備しておこう

・まとめ



今回は、
マカロンを乾燥させる時間の目安【時間よりも触った感覚で見極めよう】

についてまとめました。

・春夏(10月~5月)=約1時間~2時間。
・秋冬(10月~3月)=約30分~1時間。



マカロンが乾燥するまでの時間はその場の環境に左右されてしまいます。

なのでこの時間はあくまでも目安にして、その時の気温や湿度、季節も考慮して実際にさわった感覚で最終的に判断しましょう(^-^)


ではあなたのマカロン作りの成功を遠くから祈ってます。

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