【必見】マカロンが乾燥しないときに確認しておきたいこと4つ。

【必見】マカロンが乾燥しないときに確認しておきたいこと4つ。 マカロン

レシピに「マカロンの表面が乾燥するまでおいてから焼きましょう」と書いてあるから絞ってからしばらく待っているけど全然乾燥しない……。

いったいいつまで待てばいいの??



こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。


この悩み……ほんとよく分かります。

僕もマカロン作りを始めた頃は乾燥するまでずっと待っていました。
ひどいときには1時間近く待っていたことも(^_^;)

さすがに1時間経っても乾かないのはおかしいですよね。



乾燥させないといけないのは分かっているけど、待てば待つほど「メレンゲの気泡が無くなってしまうんじゃないか?」とか「生地が死んでしまう(汗)」などと他のことも不安になってしまいます。

それでもマカロン作りは、『乾燥させてから焼きなさい』としつこいくらい言われるので乾燥するまで待つしかないお菓子です。

ここでは、

・マカロンが乾燥しないときに確認しておきたいこと4つ。

についてまとめたいと思います。


この記事を書いている僕は、現役パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわりスタンダードな丸いマカロンからキャラクターの形をしたものなど色々なマカロンを焼いてきました。

失敗もたくさんしましたがそのぶん克服もたくさんしてきたのでお役に立てると思います(^_^)


なかなか乾燥しなくてずーーっと待ってるのも辛いので、次の項目を1つずつ確認してみてください(^-^)

・マカロンが乾燥しないときに確認しておきたいこと4つ。



早速ですがマカロンが乾燥しない時に確認しておきたいことは以下の4つがあります。

①部屋の湿度が高くないか?
②マカロナージュの回数が多くなかったか?
③メレンゲ作りが正確だったか?
④材料は丁寧に計量されていたか?



確認しておきたい優先度の高い順番で、より具体的に紹介していきます。

・マカロンが乾燥しないときに確認すること①部屋の湿度が高くないか?



まず確認したいこと1つめは部屋の湿度です(^_^)
この湿度はマカロン作りにとっては結構大敵です!

冬場の乾燥した空気と、梅雨時期のじめっとした空気とではマカロンの乾燥のしかたも変わってきます!

乾燥するまでの時間が短い方が生地への負担も減りますし、まずはここを確認してみましょう。

・今日は雨が降っているかな?
・洗濯物を部屋干ししていないか?
・空気の乾燥を防ぐため加湿器をつけていないか?


きらのすけ
きらのすけ

特に梅雨時期は要注意!


ほんともうマカロン作らない方がいいくらいです!


・マカロンが乾燥しないときに確認すること②マカロナージュの回数が多くなかったか?



次に確認したいこと2つめはマカロナージュの回数が多くなかったか?です。

・マカロナージュとはメレンゲと粉を混ぜ合わせたあとに生地の中の気泡を潰して泡のキメを整える作業。


このマカロナージュで泡を潰しすぎると、せっかく泡立てたメレンゲが液状化しすぎてしまい乾燥しない原因になってしまいます。

レシピにはよく「10回程度」などと書いてありますが、「少量のマカロン生地での10回」と「大量のマカロン生地でも10回」では全く仕上がりが変わってきますよね(^_^;)


また「急いで作らないとせっかく作ったメレンゲの泡が消えちゃう!?」と焦りがちですが、数分ゆっくり作ったってそこまで泡は消えません。

仕上がりも変わらないのなら急ぐ理由がありません(^-^)

落ち着いて状態を見ながらやり過ぎないようにていねいにマカロナージュしていきましょう!

きらのすけ
きらのすけ

マカロナージュしすぎるとその他にも悪い影響が出るからここは時間をかけてゆっくりと!


・マカロンが乾燥しないときに確認すること③メレンゲ作りが正確だったか?



「メレンゲを上手に作れていたか?

これが3つめに確認しておきたいこと。

泡立てが弱くゆるめのメレンゲだと、含まれている気泡の量が少なく見た目のボリュームも少ないです。

このメレンゲをいつもと同じ10回のマカロナージュを行ってしまうと、結果マカロナージュしすぎになってしまうことになります(^_^;)

きらのすけ
きらのすけ

この負の連鎖は怖いよー(^_^;)

僕もたまにおちいるからね(笑)



ですが逆にメレンゲを泡立て過ぎてもいけません!

※泡立て過ぎというのは、艶がなくなってボソボソとした見た目で分離(離水)するほど泡立てている状態です。


マカロン作りではキメが細かく整っているしっかりと固く泡立てたメレンゲがベストです。

ですが離水するほど泡立ててしまっては本末転倒。

失敗したメレンゲを使ってマカロン生地を作ると、乾燥しないし焼き上がりの表面にシミができてしまってたりとかなり悲しい結末が待っています(^_^;)

マカロンを成功させるためには、改めてお菓子作りの基礎とも言えるメレンゲ作りを復習してみるのも良いかもしれませんね。

・マカロンが乾燥しないときに確認すること④材料は丁寧に計量されていたか?



マカロンに限らず、お菓子のレシピは数えきれないほどあります(^-^)

そんなレシピも書き方は色々です。


全ての材料をグラム表記で統一されていたりとか、分かりやすいように◯◯1個分や◯◯一杯などと表記されていたり。

お菓子作りにおいては、「計量が命」とよく言われるほど計量が仕上がりを左右すると言ってもいいでしょう!

きらのすけ
きらのすけ

僕も実際、毎日実感しているよ。



特にマカロン作りでは材料のバランスがとても大事です。

特に今回の乾燥しない悩みだとメレンゲに使う卵白の表記はどうでしょうか?

1個分とか2個分とレシピに記載されていませんか?

正直な話ですが、「Lサイズの1個分」と「Mサイズの1個分」とでは大体10グラムくらい重さが変わってきます。

3個分のレシピで作った場合だと、30グラムも多い卵白を使っていることになります!!


卵白は焼けば固まりますが、焼く前はドロッとしています。
そして卵白の成分は95%が水分です。

もうお分かりだと思いますが、これはマカロンも乾燥しないはずですよね(^_^;)

なのでレシピに載っている卵のサイズはしっかり確認しましょう!


とはいえ卵ひとつでも個体差があります。

もっと良いのは、ひとつひとつ丁寧にグラムで計量すること。
その方がより確実なので僕はこっちををおすすめします(^_^)

これはマカロン作りに限らず、お菓子作り全体に言えることですね!


ひとつひとつの工程を落ち着いてゆっくりでもいいもで、丁寧にすることがマカロン作りには大切です!

・どうしても乾燥しないなら?【秘密兵器あり】



先ほど季節や天気によっても乾燥したりしなかったりと左右されると言いました。

ですがそんなことで左右されていてはマカロン作りなんてできません!

乾燥しないならなんとかして乾燥させてやりましょう(^_^)


以下に乾燥を促進させる秘密兵器3つを紹介しておきます。

・うちわ
・扇風機
・ドライヤー


ただ待っているよりも数倍乾燥しやすいと思うのでぜひ使ってみてください(^-^)

・乾燥しないまま焼いてもいいマカロンのレシピもある。



また乾燥しないで焼いてもちゃんとピエが出るマカロンのレシピもあるということを知っていますか?

僕もマカロン作りを始めた頃は知らなくて、マカロナージュの回数やオーブンの温度にばかり目がいっていました。

ですがこの乾燥しないで焼けるレシピに出会ってからはほぼこのレシピでマカロンを作っています。

きらのすけ
きらのすけ

乾燥する時間が無くてすぐ焼けるから楽なんだよね(^-^)



乾燥不要のマカロンレシピが気になる人は、こちらも一緒に読んでみてください。
(現在準備中……)

・まとめ



今回は、
【必見】マカロンが乾燥しないときに確認しておきたいこと4つ。

についてまとめました。

マカロンが乾燥しないのが湿度の場合はすぐに解決できるかもしれませんが、メレンゲや計量が原因だともう次を頑張るしかないですが原因が分かってしまえば意外と簡単にクリアできるものです(^_^)

どんなお菓子も1回で出来る人は稀だと思うので、成功の喜びは次回の楽しみにとっておきましょう。

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