
ジェノワーズのレシピってたくさんあるけど、
どれがいいのかわからない。
ありすぎて悩んじゃう…。
お菓子作りを始めるにあたって進めていくと、
レシピの多さに踊らされて混乱してしまうことってありますよね?
僕も正直今でもあります(笑)
今回は
・ジェノワーズのレシピが違うと作り方は違うの?
・レシピによる仕上がりの違いが知りたい!
・レシピはたくさんあるけど結局のところどれがいいの?
という悩みを感じているあなたに
ジェノワーズのレシピを5つ紹介してまとめ、
更にわかりやすく比較していきたいと思います!
では簡単に自己紹介をさせてください(^_^)
僕はきらのすけといいます。
スイーツが大好きでパティシエをしています。
現役パティシエとして10年以上ジェノワーズなどのスポンジを焼いてきて、
100冊以上のレシピ本を読んできたので少しはお役に立てると思います(^_^)
この記事を読んで
・いくつもあるジェノワーズレシピの特徴を知ることができた!
・作り方や仕上がりの違いがわかった!
・現役パティシエの経験談が参考になった。
と思ってもらえると嬉しいです(^_^)
ではさっそく紹介して参ります!
・ジェノワーズのレシピを5つ紹介
早速ですが、
ここではジェノワーズのレシピを5つに分けて紹介していきます!
①ジェノワーズの伝統的なレシピ
ジェノワーズ (直径18㎝ 丸型×1台分)
・卵(Lサイズ) 3個分
・グラニュー糖 90g
・薄力粉 90g
・バター(無塩) 30g
これは本当に無駄がない王道のレシピです。
ごまかしがきかないので
そのため腕の見せ所でもあります(^_^)
迷ったときはこれに決定です!
使う材料も4つと本当にシンプルで
素材の味がストレートに伝わってきます!
素材にこだわればより良い仕上がりになります。
②少しバージョンアップしたプロ向けのレシピ
ジェノワーズ (直径18㎝ 丸型×1台分)
・卵(Lサイズ) 3個分
・グラニュー糖 90g
・蜂蜜 5g
・薄力粉 90g
・バター(無塩) 15g
・牛乳 15g
伝統のジェノワーズレシピに、
蜂蜜と牛乳が加わりより本格的なレシピです!
材料と手間が少し増えますが、
失敗しにくく作りやすくなっています。
蜂蜜の効果で時間が経ってもパサつきにくく、
しっとり感が持続してくれます。
バターと牛乳のバランスが変わるものもいくつかあるので、自分好みのレシピを見つけてみてください(^_^)
③アーモンドを加えたリッチなレシピ
ジェノワーズ・オ・ザマンド(直径18㎝ 丸型×1台分)
・卵(Lサイズ) 3個分
・グラニュー糖 90g
・薄力粉 70g
・アーモンドパウダー 20g
・バター(無塩) 30g
基本にちょい足しのレシピです。
ヘーゼルナッツパウダーで応用することも出来ます!
普通のジェノワーズよりもアーモンドパウダーが加わっているのでよりコクが増し、
リッチな仕上がりの生地になります(^_^)
リッチに仕上がるけど、
アーモンドの油分の影響で多少膨らみが悪いです。
④材料の一部を変えた軽めのレシピ
少し軽めのジェノワーズ(直径18㎝ 丸型×1台分)
・卵(Lサイズ) 3個分
・グラニュー糖 90g
・薄力粉 80g
・コーンスターチ 10g
・バター(無塩) 30g
コーンスターチは混ぜてもグルテンが出ないので
比較的失敗が少ないレシピになっていると思います(^_^)
薄力粉の一部をコーンスターチに変えているので
よりさくっとふんわりとするレシピです。
⑤ココアパウダーを加えたひと味違うレシピ
ジェノワーズ・オ・ショコラ (直径18㎝ 丸型×1台分)
・卵(Lサイズ) 3個分
・グラニュー糖 90g
・薄力粉 75g
・ココアパウダー 15g
・バター(無塩) 20g
いつものジェノワーズとまた違った味わい。
気分を変えたいときもありますよね(^_^)
チョコレート好きならこのジェノワーズ・オ・ショコラに
チョコレートクリームに決まりです!
このジェノワーズ・オ・ショコラもジェノワーズ・オ・ザマンドと同様に、
油分の含まれるココアパウダーを加える事によって
泡立てた気泡が潰れやすいので、
プレーンのジェノワーズに比べると
膨らみが悪いです。
高さがほしい場合はそこを考慮して、
1.5倍量などで作りましょう!
それで高さの問題は解決できます(^-^)
・レシピによる作り方の違いは?
レシピは本当にたくさんあります。
ですが上で紹介したレシピはどれも
基本的な作り方の部分は変わっていないです(^_^)
卵を泡立てる
↓
粉類を加え混ぜる
↓
バターを加える
↓
焼く
これが基本的なスポンジの作り方なので、
少しレシピが変わっても作り方は変わりません!
蜂蜜が加わるレシピは、
卵とグラニュー糖を温める行程で一緒に加え泡立てていきます。
アーモンドパウダーやコーンスターチ。
ココアパウダーなどの粉類は
薄力粉と一緒に混ぜてふるっておいて、
薄力粉を加えるタイミングで一緒に加えれば大丈夫です。
最後に牛乳が入るレシピでは、
バターと牛乳を一緒のボウルに入れて溶かし、
粉を加えた生地と混ぜ合わせます。
少しレシピが変わっても作り方は基本通りに作りましょう(^_^)
順番が入れ替わることはありません!
ジェノワーズのより詳しい作り方を知りたい方は
ぜひこちらも参考にしてみてください(^-^)
何度か作ったことのある方も復習も兼ねて見てみると
新しい発見があるかもしれません。
・(おまけ)現役パティシエさんの考え
ジェノワーズは簡単ですが色々考えると難しくもあります。
薄力粉を少なくすればよりソフトな仕上がりになるし、
グラニュー糖はもう少しだけ控えることも可能です。
またアーモンドパウダーが入るレシピなら、
薄力粉とアーモンドパウダーの比率で膨らみを改善することもできます。
例えば、
薄力粉 70g→80g→85g
アーモンドパウダー 20g→10g→5g
実際こんなレシピはたくさんあります。
確かにマスキング効果や
全体を合わせて見たときに
馴染みが良いなどもあると思いますが、
入ってるか入ってないかわからない程なら
もう普通のジェノワーズでいいかなと僕は思います(^_^;)
またバリエーションを持たせたいなら、
・シロップをフレーバーシロップに変える。
・クリームの味や香りを変える。
などと他にも方法はありますからね。
なので僕個人的な意見ですが、
ジェノワーズは普通が1番です(^-^)
お菓子作りは奥が深い。
・まとめ
今回はいくつかのレシピを比べまとめました(^_^)
美味しいジェノワーズを作って
友達をビックリさせることも十分可能です!
そうすればリスペクトされること間違いありません(笑)
ではよいスイーツライフを!
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