こんにちは!
現役パティシエのきらのすけです(^_^)
お菓子作りをはじめてみたいなと思って調べてみると、
たくさんのスイーツが出てきます!
その中でも、ジェノワーズを使ったショートケーキは定番中の定番ですよね!
でもショートケーキで使うジェノワーズって
「初心者には難しそうだな」
と思うかたも多いのではないでしょうか?
僕も初めて作るときはそうでした(^_^;)
でも使う材料も少ないし家にあるものばかりなので
意外と簡単に作れてしまうんです。
今回は、
・ジェノワーズの基本的な作り方が知りたい 。
・お菓子作り初心者だけど家でも作れるのかな?
という疑問についてまとめていきたいと思います(^_^)
ジェノワーズを手作りして
お腹いっぱい食べてください!
・ジェノワーズの基本的な作り方
レシピ本を読めば読むほど
・ほんとに私でも作れるかな?
・ちゃんと膨らんでくれるかな?
・難しそう…。
と思ってしまうかもしれませんが、
簡単に言ってしまうと、
計る→泡立てる→混ぜる→焼く
これだけです(^_^)
ジェノワーズは誰にでも作れます!
僕も初めてジェノワーズを焼いたのは
中学生の頃でした。
ケーキを食べたい!買って欲しい!
と言えなかったので、
それなら自分で作ろうとトライしました。
結果、あまり膨らまなかった
かたいジェノワーズを覚えています。。
今ではいい思い出です(^_^)
そんな僕でも、
何度も作ったり色々なレシピを見ることで
新たな気付きやコツを身につけて
完璧なジェノワーズを作れるようになりました。
なのであなたも大丈夫です(^_^)
ジェノワーズは誰にでも作れます。
では詳しく見ていきましょう(^_^)
・まずはジェノワーズの材料
レシピ本の数だけレシピがあって
振り回されるのも疲れるので、
ここはやっぱり王道のレシピで作りましょう!
もちろん手持ちのレシピでも大丈夫です!
1番大事なのはレシピよりも作り方なので(^-^)
・必要な道具
ここではジェノワーズを作るために
最低限必要な道具をまとめました。
・ボウル×3個
・ハンドミキサー(泡立て器)×1個
・ゴムベラ×1個
・粉ふるい×1個
・型×1個
・クッキングシート×少々
・オーブン×1個
・ケーキクーラー×1個
ここまで整えておくと作業がスムーズでストレスなく進むので、
家でもジェノワーズ作りが出来ますし、
その他のお菓子にも挑戦することが出来ます。
何度かお菓子作りをしたことがある方も
これからお菓子作りを始めたいなと思う方も、
1つずつでも大丈夫なので揃えることをおすすめします(^_^)
・ジェノワーズの作り方
ジェノワーズの作り方も
あまり難しく考えすぎることもよくないです(^_^)
先ほど言ったように、
計る→泡立てる→混ぜる→焼く。
これだけです!
では作っていきましょう(^_^)
下準備
●材料を全て計量する。
●薄力粉はふるっておく。
●バターを電子レンジや湯煎にかけて溶かしておく。
●焼き型の側面と底にクッキングシートを敷いておく。
(膨らんだときに溢れないように、型の高さよりも高めに敷く事。)
●オーブンを180℃に余熱しておく。
生地作り
①ボウルに卵を入れて、
ハンドミキサー(泡立て器)で
まずは先に卵黄と卵白がよく混ざるように
軽く溶きほぐしておく。
この時ボウルの下に固く絞ったふきんなどを敷いておくと、
すべりにくく作業がしやすいです。
②卵が溶きほぐれたら、
ここでグラニュー糖を加えてよく混ぜます。
グラニュー糖を加えたらすぐに混ぜましょう。
卵黄が固まってダマになってしまうからです。
③次に湯煎にかけて卵を人肌位になるまで温めていきます。
温めることで生地がさらっとしてきます。
卵焼きにならないように、
よく混ぜながらゆっくりと温めましょう(^_^)
④温まったら湯煎から外して、
ハンドミキサーの高速で生地を泡立てていきます!
温まった方が、生地の表面張力が弱くなるので泡立ちがよくなります(^_^)
ここでの最大のポイントは、
温めないといけないとばかり思ってしまって、
温めすぎてスクランブルエッグの手前のようになってしまわないようにすることです!
ここで卵のつぶつぶができると、
食べたときにつぶつぶが口の中に残ってしまいます。
正直卵を温めなくても泡立ちます!!
補助的に温めているのでそこをよく理解しておきましょう(^_^)
⑤しっかり泡立ってきたら、
生地が冷めるまで高速で泡立て続けましょう!
湯煎から外しているので、
温度が下がっても大丈夫です。
温めて泡立ちやすい状態にしてあげて、
生地が冷めるまで泡立てる。
生地が冷めることによって、
泡立てた生地がしまって安定してくるからです(^_^)
⑥全体が白っぽく泡立ち生地が冷めてきたら、
最後の仕上げにハンドミキサーを中速に落として
生地のきめを細かく整えてあげます。
生地をすくって落としたときに、
とろとろとゆっくり落ちて線が書けるくらいになっていれば大丈夫です!
きれいに泡立つと生地全体が白っぽくなります!
気泡をしっかりと含んでいる証拠です(^_^)
最後にきめを整えてあげることで、
粉を混ぜるときに泡立てた気泡がつぶれにくくなるし、
焼いたときに大きな穴が空かなくなったりします。
⑦泡立てた生地にふるっておいた薄力粉を少しずつ加え、
そのつど混ぜていきます。
薄力粉は全体に振りかけるようにふんわりと加えます。
一点に集中させてしまうと粉の重みで気泡も潰れてしまうし、
混ざりにくいからです。
混ぜやすくするためにも、全体にふんわりとが基本です(^_^)
⑧粉が全て混ざったら最後にバターを加えて生地は完成です!
ここでは温めて溶かしたバターを直接加えるのではなく、
溶かしたバターの入ったボウルに
薄力粉を混ぜ合わせた生地少量(全体の1から2割ほど)を、
別のボウルであらかじめよく混ぜ合わせ
それをもとに戻して混ぜていきます。
ここでは
「バターと混ぜ合わせる生地の泡が消えてしまわない!?」
と思うかもしれないですが、
それよりも1度に加えてしまうととても混ざりにくく、
混ぜる回数が増えれば当然気泡も潰れるし、
グルテンも形成され膨らまないし、
かえって固いジェノワーズになってしまいます。
なのですべてを犠牲にするか、
一部を犠牲にするかという感じです。
泡立てた生地の8割の安定した気泡が残っていれば
しっかりと膨らみます。
大丈夫です!
型に流して焼く
⑨最後に型に流して上面を整えて、
180℃に余熱したオーブンで
25分間焼き上げていきます。
生地は静かに気泡を潰さないように
低い位置からゆっくりと流し入れましょう!
焼き上がりの確認方法は、
竹串などをジェノワーズの中心にさして
何もついてこなければ焼けている証拠。
なぜ中心かというと、
周りから段々と火が入っていくので
端っこを確認しても意味がありません。
1番焼き上がるのが遅い中心を確認して下さい(^_^)
焼き上がり
⑩焼き上がったジェノワーズを
型ごと台の上に打ちつけて生地の中の熱い空気を抜いて網の上で冷ます。
焼けたら終わりではありません。
最後にもうひと手間!
現役パティシエの僕から守ってほしいことがこれです(^_^)
意外とやってない人や、
もっとしっかりした方が良いのになと思う方が多いので
ここでしっかりと言っておくことにします。
以上で完成です!
・まとめ
お疲れ様でした(^_^)
ジェノワーズの作り方1つだけなのに
とても長くなってしまいました(^_^;)
簡単と言えど各工程に様々なポイントが含まれています。
本当にここがお菓子作りの基礎基本なので、
長くなるのは当然かもしれません。
あなたのスイーツライフのお役にたてれば幸いです(^-^)
ではまた。
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