お菓子作りって楽しいし美味しい!
本や動画で勉強してもなかなか思い通りにならなかったり、
本当にこれであってるのか?など悩む場面が多いですよね。
僕もはじめて家でスポンジケーキを作ったときは、全く膨らみませんでした(^_^;)
それはまるで違うお菓子。。
こんにちは!
現役パティシエをしているきらのすけと言います(^_^)
今回はスポンジケーキが膨らまない理由を大きく3つに分けて説明したいと思います!
この記事を参考にすれば、しっかりと膨らんだふわふわのスポンジケーキが焼けるようになるので参考にしてみてください!
・スポンジケーキが膨らむ原理
ではまずはじめに、
スポンジケーキがなぜ膨らむのか?を考えてみましょう(^-^)
卵、グラニュー糖、薄力粉。
この3つの材料でふわふわのスポンジケーキが出来るなんて本当にスゴいですよね!
考えた人は天才!
当たり前ですがそのまま混ぜて焼くだけではスポンジケーキにもなりませんし、
もちろん膨らみません。
膨らむ原理としては、
1. しっかり泡立てて気泡を作る
2. 薄力粉を加えてからは混ぜすぎない(練らない)
3. 180℃などの高温で焼く
これらを守らないと膨らまないんです(^_^;)
ではもう少し細かく見ていきましょう!
・スポンジケーキが膨らまない理由(泡立て不足)
スポンジケーキが膨らまない理由はシンプルです。
【しっかりと泡立てられていない。】
ここをクリアすればあとは多少適当に作っても膨らみます(^-^)
家庭で泡立てる場合、泡立て器やハンドミキサーで泡立てる方が多いと思いますがそれだとなかなか時間がかります。
「5分くらい泡立てたしもうOKだな!」
じゃなくて、
卵黄なら
・上から垂らしたときにリボン状になっているか
・生地のあとが残るくらいもったりしてるか
メレンゲなら
・しっかりつのがたつくらい
と、しっかりと状態をみてから判断しましょう(^_^)
・スポンジケーキが膨らまない理由(混ぜ過ぎ注意)
膨らまない理由でよくあることに、
【薄力粉を加えてからは混ぜすぎている!】
ということが見られます。
「混ぜる」といっても一言では難しいですよね(^_^;)
・しっかり混ぜる
・さっくり混ぜる
・適度に混ぜる
今回スポンジケーキの場合だと、
卵黄生地とメレンゲを混ぜる時はマーブル模様にならないようにしっかり混ぜる!
そこから薄力粉を加えるところでは、
下の生地を上に持ち上げるようにさっくりと練らないように粉気がなくなるまで混ぜる!
これはよく切るように混ぜる、と言われますよね。
生地を押し潰したり練るように混ぜると膨らまない原因になるので要注意です(^_^)
また薄力粉の白い部分が残っていると、
焼いたときにそこだけ粉が残ってしまうので最低粉が馴染むまでは混ぜましょう!
・スポンジケーキが膨らまない理由(焼く温度が低い)
最後に家庭のオーブンだとありがちなんですが、
【180℃などの高温で焼く】
が出来ていない場合が多いですね。
なぜ高温で焼くのか?ですが、
泡立てた気泡が膨張して膨らむからです!
低温で焼いてしまうと気泡の爆発力が弱くスポンジケーキが膨らまないです。
まずそもそも家庭のオーブンはお店のものに比べて出力が低いので、
温度も上がりにくいですし、
開けたときに温度が下がるとまた設定温度に上がるまでに時間がかかり膨らまない原因になるんですよね(^_^;)
解決策としては、
・余熱温度や設定温度をレシピより10℃上げる
・開閉時間を素早く!
など簡単に出来る事もあるのでぜひ試してみてください!
僕はたまに家のオーブンでシフォンケーキを焼くんですが、
レシピに170℃と記載されていても180℃で焼く方が綺麗に焼けますね(^-^)
・まとめ
「スポンジケーキが膨らまないです(^_^;)」
とよく質問されるので、まとめてみました。
お店と家ではやはり違うところも沢山あるので
そこは臨機応変に出来たらいいなと思っています(^_^)
家庭向けのお菓子のレシピ本には、
家庭で作るときのコツやポイントが載っているのでこれを見るのも楽しいですね!
膨らまない理由がわかれば絶対に膨らみます!(^-^)
ぜひチャレンジしてみて下さい。
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