マカロン作ってみたけど、
ピ…ピエ出すぎじゃない??
形も平べったくてせんべいみたい…。
もう少しコロンとかわいいマカロンが作りたい!(>_<)
お菓子作りにはまっていて、一通りのお菓子は作ってみたもののマカロンは作ったことなくて今回が初めての挑戦。
ピエを出すことが難しいと言われるマカロンを作ってみたら、なんと逆にピエが出すぎてあまりかわいくない仕上がりになることもあります。
丁寧に、慎重に作っている証拠でもありますがもう少しコロンとかわいいマカロンに仕上げることができれば嬉しいですよね(^_^)
マカロンの生地はシンプルな分、所々きれいに作るためのポイントが潜んでいるんです。
ここでは、
・マカロンのピエが出すぎるのはなぜ?
・ピエが出すぎるとなぜだめなの?
・コロンと丸い仕上がりにするためには?
というお悩みを克服できるようにお話していきたいと思います。
この記事を書いている僕は、パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。
マカロンは食べることも作ることも大好きなお菓子で、2色の生地を使ったマーブル模様のマカロンやキャラクター型のマカロンもたくさん焼いてきたのでお役に立てると思います(^_^)
この記事を読んで
・程よくピエの出たかわいいマカロンに焼けた!
・ピエが出すぎないことで空洞もなくなった
・想像通りのサイズに仕上がった。
と、次回のマカロン作りが大成功してもらえたら僕も嬉しいです(^_^)
でもこの悩みが出るあなたはすでにお菓子作り中級者レベル!
普通はピエが出ないという問題が多いなか、けっこう珍しい悩みです。
ちょっとしたことでピエが出すぎるのを簡単に解消できると思いますよ!
・マカロンのピエが出すぎる理由とは?
さっきも言ったように普通は、ピエが出ないんです(泣)という悩みを聞くことの方が断然多いです。
結論から言うと、
ビビりすぎてマカロナージュをしなさすぎていると考えられます。
「マカロナージュしすぎるとピエが出なくて失敗するかも?」と恐れるあまり、生地の中の気泡が残りすぎていてピエが出すぎてしまっています(^_^;)
実はこの悩み、僕も同じ経験があるよ(笑)
マカロナージュとは、マカロン生地の気泡の大きさや量を整える作業です。
マカロナージュが足りないと、生地の中の気泡が残りすぎて必要以上に膨らんでしまい、結果ピエが出すぎてしまいます(^_^;)
逆にマカロナージュが多いと、生地がゆるくなったり膨らみが悪くピエが出なかったりします…。
この膨らみをコントロールするためにもマカロナージュを程よく行わなければいけません!
レシピに10回程度とか書かれているから、まずはそれを目安に作ってみよう!
しっかりとピエが出るのなら、あなたはもうきれいにキメの細かくて離水していないふわふわのメレンゲはもうできています!
いつもよりもう少し勇気を出してマカロナージュしてみましょう(^_^)
・焼く温度が高すぎてもピエは出すぎる
もうひとつの理由は焼く温度が高すぎること。
しっかりと気泡を含んだマカロン生地を焼くときに、温度が高すぎると生地が爆発して勢いよく出てきてしまいます。
「ピエが出る原理」を簡単におさらいしておきましょう。
生地を絞る
↓
乾かす
↓
焼くとピエが出る
↓
焼き固まる
↓
ピエが出るのが止まる
表面を指で触ってもくっつかないくらい乾かしてふたを作った状態で焼くと、行き場を失った中心の生地が下から出てくるという原理です。
このピエが出るまでに3分から5分くらいかかりますが、その後の焼き固まるまでにピエが出すぎない程度に温度を調節しないといけません。
まずha
このマカロンをオーブンに入れてからのはじめの3分間。
ここで温度が高すぎると、中の生地がボワッと急激に膨らんでピエとして勢いよく出てしまいます!
レシピに書いてある温度でピエが出すぎてしまうのであれば、10℃温度を下げて焼いて様子を見てみましょう(^-^)
ピエが出てある程度焼き固まるまでの温度が高すぎないか確認してみて!
※家庭のオーブンがレシピで使っているオーブンと同じでないことがほとんどだと思います。
家庭用か?業務用か?などで焼く時間も温度もわりと変わってくるので、はじめはレシピ通り。次から少しずつ調整してベストな温度を見つけましょう。
・マカロンのピエを出す焼き方はいくつかある。
レシピによってオーブンで焼く温度や時間がいくつかあります。
はじめに180℃などの高温でピエを出したあと1度オーブンから取り出し、それ以上ピエが出ないようにオーブンを160℃まで温度を下げて再度焼くという方法。
この焼き方は家庭用の小さなオーブンで使われることが多い焼き方。
オーブンの力が業務用と比べると弱いから、同じ温度でもピエが出にくいんだよね。
他にも160℃の中温で余熱しておいて、マカロンを絞った鉄板をオーブンに入れたら130℃に温度を下げ焼いていくという方法をするシェフもいます。
僕がいつも作っているレシピの焼き方も実はこっちの焼き方です!
・ピエが出すぎるとなぜだめなのか?
そもそもピエが出すぎると何がいけないのか?
ピエが出すぎると言うことはマカロン中心の生地が外に出すぎているということ。
なので焼き上がりに割ってみると真ん中が空洞になってしまうことがあります。
またピエが出すぎることで平べったい形になってしまったり、思っていたよりも直径が大きくなってしまって中にはさむクリームが足りない状況に陥ることもあります。
その他にも、プレゼントする予定で用意していた箱にサイズが合わなくて入らなかったりすることもあるので、やっぱりマカロンのピエが出すぎるとあまりよくないですね(^_^;)
正直この問題、全部過去に体験したことがあります。。
特に「サイズが変わって箱に入らない事件」はほんとに困ったのを今でも覚えてる…(^_^;)
箱に入らないから仕方なく斜めに入れるしかなかったのはいい思い出です(笑)
・まとめ
今回は、
マカロンのピエが出すぎるのはなぜ?適度なピエを出すために守ること2つ。
についてまとめました。
ピエが出すぎてしまうことはあまりいいことではありません(^_^;)
メレンゲ作りはばっちりだと思うので、今回の記事が参考になればなと思います。
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