スフレチーズケーキの作り方には全部で3つある!【1番基本的な作り方を紹介します】

スフレチーズケーキの作り方には全部で3つある!【1番基本的な作り方を紹介します】 レシピ・作り方

こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。


ふわっとしていて、かつチーズの濃厚さが味わえるスフレチーズケーキは、スイーツ好きな方から普段甘いものをあまり食べない方でも好きなスイーツではないでしょうか。

ふわふわなスフレ食感のおかげで食べる手が止まらなくて、気が付いたらワンホールペロリなんてことも(^_^)


そんなスフレチーズケーキを自分でも作れたら最高ですよね。

上に生クリームや季節のフルーツでデコレーションしてあげれば誕生日ケーキにもピッタリです。


ここでは「スフレチーズケーキの3つの作り方」「1番基本のスフレチーズケーキの作り方」を合わせて解説していきたいと思います。

【この記事で解決できるお悩み】

・スフレチーズケーキの基本的な作り方を知りたい。
・スフレチーズケーキの作り方は1つだけ?
・スフレチーズケーキ作りで気を付けることはある?



この記事を書いている僕はパティシエとして15年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)


読み終わって、

・スフレチーズケーキの作り方がわかった!
・スフレチーズケーキにはいくつかの作り方があると知れた!
・ポイントを抑えてスフレチーズケーキ作りが大成功した!

と、スフレチーズケーキの作り方についての悩みが解決してもらえると僕も嬉しいです(^_^)


スフレチーズケーキには3つの作り方が存在しますが、1番簡単な作り方が1番基本の作り方です。

他の2つは、『こんな作り方もあるんだなぁ。』程度で覚えておけばよいと思います。

・スフレチーズケーキの作り方には、実は全部で3つある!


いろんなチーズケーキのレシピ本を読んだり、作り方を探していると、ちょっと変わった作り方に遭遇することもあります。

その時に、『どの作り方が正しいのかな…?』と悩んでしまうことはありませんか?

という僕も、お菓子作り初心者だったころに全く同じことを思ったことがあるからです。


まず先に答えを言ってしまうと、スフレチーズケーキの作り方には次のような3パターンがあります。

【スフレチーズケーキの作り方は全部で3つ】

1、材料を順番に混ぜ合わせていく作り方。
2、先に粉を糊化させてから、材料を混ぜ合わせていく作り方。
3、先にカスタードクリームを作ってから、他の材料を足していく作り方。



スフレチーズケーキを作る人のこだわりや、表現したい味わい。お店の伝統などによってこの3つの作り方を選んで作られています。

きらのすけ
きらのすけ

スフレチーズケーキの作り方には全部で3つあるんだね!

覚えとこ。



スフレチーズケーキのレシピによって作り方が違ってきますが、どれも間違っていなくて、どれも正解です。


作り方が3つもあると『どの作り方が良いのかな?』と迷ってしまうかもしれませんが、あまり悩む必要はないのかなと思います。

かれこれ僕も色々な作り方で散々スフレチーズケーキを作ってきましたが、作り方の違いによって多少の違いはあるものの次に紹介する基本の作り方が1番手軽で美味しくおすすめだからです(^_^)

基本の作り方を覚えておけば美味しいスフレチーズケーキを作ることができます。

・1番基本のスフレチーズケーキのレシピと作り方。


スフレチーズケーキの作り方にはいくつか方法があります。

その中でも一番手軽な作り方でも美味しく作ることができるんです(^_^)

材料や器具の下準備から、ちょっとしたコツやポイントなどもぜひ参考にしてみてください。

・スフレチーズケーキ作りでの下準備と使う調理器具。


スフレチーズケーキ作りに限らず、お菓子作りでは準備が大事です。

特にスフレチーズケーキはメレンゲを使ったお菓子で、綺麗に出来上がった生地をすぐに焼いた方がより綺麗に焼きあがってくれます


材料を揃えるのと一緒に、次のような準備をしておきましょう。

【スフレチーズケーキ作りの準備】

・オーブンを210℃に余熱しておく。
・必要な材料や器具をそろえておく。
・丸型に紙を敷きこんでおく。


きらのすけ
きらのすけ

3分クッキングばりに準備しておけば気持ちにも余裕ができて落ち着いて作ることができるよ!



しっかりと準備しておけば、スムーズに慌てることもなく作ることができます。

ちなみにですが、過去の僕は生地作りに夢中(必死)になってオーブンの予熱を忘れていた経験があるんですよね(^_^;)

せっかく上手にできた生地は、メレンゲの泡がつぶれる前にすぐに焼いてあげたいのでしっかり準備しておきましょう。


必要な器具も手の届くところに置いておくと生地作りに集中できると思います。

きらのすけ
きらのすけ

生地を作っているとなにかと忙しいし、手も汚れがちだから全部出しておいた方がgood!


【スフレチーズケーキ作りで必要な調理器具】

泡立て器
ゴムベラ
ボウル
・ザル(もしくは茶こしや粉ふるい
ハンドミキサー(あればより楽)
・オーブン



丸型に敷きこむ紙は、クッキングシートを自分で丁度よいサイズに切るか、面倒であればカット済みの専用の紙もあるのでそれを使う方法も良いと思います。

きらのすけ
きらのすけ

何度か作る予定なら、こういうのはあったらめっちゃ便利だよ。


・1番基本のスフレチーズケーキのレシピ。


レシピも色々ありますが、やっぱり基本的なレシピが良いです。

【1番基本のスフレチーズケーキのレシピ】

「直径15cm(5号)の丸型1台分」

・クリームチーズ‥‥‥‥100g
・牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥100g
・無塩バター‥‥‥‥‥‥50g
・卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥3個分
・薄力粉‥‥‥‥‥‥‥‥40g
・バニラオイル‥‥‥‥‥適量(5振り程度)
・卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥3個分
・グラニュー糖‥‥‥‥‥60g

※バニラオイルを加えればより香り良く仕上がります。ちなみに似たような「バニラエッセンス」というものもありますが、この2つの違いは加熱して香りが残るかの違いです。エッセンスよりもオイルの方が、加熱した後も香りが残ってくれるのでここでは「バニラオイル」を使っていきます。

もしバニラオイルが無い場合にも問題なく作れるので安心してください(^_^)

・1番基本のスフレチーズケーキの作り方と手順。


基本のスフレチーズケーキの作り方は実はシンプル!

ざっくりした手順は次の通りです。

【1番基本のスフレチーズケーキの作り方】

牛乳と無塩バター、クリームチーズを温める(鍋か電子レンジ)。
   
クリームチーズが溶けるまで泡立て器で良く混ぜる。

   
卵黄を加えよく混ぜる。

   
ふるった薄力粉も加えよく混ぜる。

   
卵白とグラニュー糖を混ぜたものでメレンゲを作って加えよく混ぜる。

   
生地を型に入れ、鉄板に置いてお湯を張る(湯煎焼き)。

   
余熱していたオーブンを200℃に下げて20分焼く。

   
設定温度を140℃に下げて40分焼く。

   
焼きあがったら火が通っているか確認する。

   
火が通っていれば完成!


きらのすけ
きらのすけ

お疲れ様!



先にカスタードクリームを作ってから作るやり方等もありますが、この方法が一番基本的な作り方。

先にお伝えしたようにスフレチーズケーキにはもっと複雑な作り方もありますが、この作り方がシンプルで美味しいです。

ちょっとしたポイントを抑えれば、より成功率も上がると思います。


次にスフレチーズケーキ作りでおさえておきたいポイントをまとめていきたいと思うので、参考にしてみてください(^_^)

・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツはある?


スフレチーズケーキを成功させるためのコツやポイントをまとめると、次のようなことがあります。

【スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ7つ】

・クリームチーズの粒が残らないようにしっかり温める。
・薄力粉はだまにならないようにふるってから加える。
・メレンゲを泡立てる器具に油分が付いていないか注意する。

・メレンゲの卵白と砂糖は初めから全部混ぜる。
・メレンゲを硬く泡立てすぎない。
・湯煎のお湯を忘れないこと。
・焼き色の様子を見て時間配分を調整する。



これらをしっかり守って作らなれば、最高に美味しいスフレチーズケーキを作ることができます!

コツやポイントについてより詳しくまとめたいと思うので、作り方で失敗している部分がないかを今一度おさらいしてみてください(^_^)

・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~クリームチーズの粒が残らないようにしっかり温める~


初めの牛乳やバター、クリームチーズをしっかり温めないとクリームチーズの粒が残ってしまいます。

生地全体が均一になるようにクリームチーズが溶け切るまでしっかり温めましょう。

きらのすけ
きらのすけ

温めれば溶けるから、クリームチーズの塊があるようなら追加で温めてね。


・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~薄力粉はだまにならないようにふるってから加える~


薄力粉がだまになっているまま焼くと、そのダマを食べたときにとても粉っぽいです。

きらのすけ
きらのすけ

使う前に粉ダマが無くなるようにしっかりと振るっておこう。



もしくはメレンゲを加える前の状態の生地を一度裏漉すやり方もあるので、確実にダマを無くして滑らかな状態にしたい場合はこの方法をおすすめします!

・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~メレンゲを泡立てる器具に油分が付いていないか注意する~


メレンゲを泡立てるためのボウルや泡立て器に油分がついてると、メレンゲの泡立ちがとても悪くなります

たくさんついているとカチャカチャと泡立てても泡立てても、全く泡立たないことも(^_^;)

きらのすけ
きらのすけ

メレンゲで使う器具には特に注意を払って!


・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~メレンゲの卵白と砂糖は初めから全部混ぜる~


メレンゲ作りではよく「砂糖を3回に分けて加えましょう」などと言われます。

ですがスフレチーズケーキで作るメレンゲは砂糖が少ないです。

なので初めから全部入れた状態で泡立て始めても大丈夫なんです。


というか、むしろその方がメレンゲの泡が安定しやすいので初めから卵白とグラニュー糖を混ぜ合わせてから泡立て始めましょう

・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~メレンゲを硬く泡立てすぎない~


『ふわふわにしないと…。』と思いメレンゲをしっかり泡立てすぎると、膨らむ力が強すぎて表面が割れる原因になってしまいます(^_^;)

ピョン!と泡だったメレンゲの先がまだ柔らかく、下を向く程度のほどよい硬さのメレンゲを作るようにしましょう

・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~湯煎のお湯を忘れないこと~


最後の最後で湯煎のお湯を忘れると、しっとりふわふわなスフレチーズケーキとは程遠い仕上がりになってしまいます

きらのすけ
きらのすけ

ここまでくればあともう少し!お湯は絶対に忘れないで!


・スフレチーズケーキの作り方で気を付けるポイントやコツ~焼き色の様子を見て時間配分を調整する~


スフレチーズケーキの焼き方は、初めに高い温度で焼き色をつけるように焼いて、そのあとに低めの温度でじっくりと火を入れる特殊な作り方をします。

家庭用のオーブンでは、メーカーの違いなどのクセによって焼け具合が微妙に変わってくることも多いです。

なのでひとまずここでの焼き時間を目安にして、焼き上がりの状態に合わせて「焼き色が薄ければ高温の時間を5分増やして、その分低温の時間を5分減らす」などの調整をしてあげましょう

※使っているオーブンによってはこの逆の場合もあると思います。


きらのすけ
きらのすけ

このポイントは一番難しいかもしれない。

けど理想のスフレチーズケーキを手に入れるためには重要なことだよ!



コツやポイントは、小さなことではありますがそれぞれに効果があるんです。

ポイントを守って丁寧に作ってあげれば、スフレチーズケーキは必ず成功すると思います(^_^)

・「生焼けは✖」スフレチーズケーキに火が通っているかを確認する方法。


時間通りにスフレチーズケーキを焼いても、オーブンの違いや外気温の違いで必ず火が通っているとは限りません

なので焼きあがったらしっかりと確認が必要になってきます。


一番簡単で確実な確認方法は、竹串を指して確認する方法

スフレチーズケーキの中心に竹串を指してみて、引き抜いたときに何もついてこなければ火が通っている目安です。


また表面に竹串を指した穴が開いてしまうのが嫌な場合には、スフレチーズケーキの表面を指の腹で押してみてはね返ってくる弾力があれば、これも火が通っている証拠なので覚えておいても良いと思います(^_^)

きらのすけ
きらのすけ

何度か作っているうちに、「家のオーブンでこの時間なら確実に焼けてる」っていうのがわかってくるし、それならもう竹串を指して確認する必要も無いかもね。



もし竹串に生焼けの生地がついてくるようであれば、すぐにオーブンの扉を閉めて10分追加で焼くと良いです。

スフレチーズケーキにちゃんと火が通っていないと、中がべちゃっとしていたり、粉っぽい仕上がりになったり、時間が経ったらすごくしぼんでしまったりします。

なのでしっかりと火が通っていることが重要です(^_^)


竹串を刺した跡が気になる場合には、仕上げに粉糖を降ってデコレーションしてあげれば穴も気にならないしお洒落にも仕上がって一石二鳥なのでおすすめですよ。

・まとめ


今回は、

スフレチーズケーキの作り方には全部で3つある!【1番基本的な作り方を紹介します】

についてまとめました。


スフレチーズケーキは冷めてもフワッと軽いのでいつまででも食べてられそうですが、焼きたてだとそれ以上に究極のホワッホワな軽さがあります(^_^)

焼けるまでの時間は長いですが、その分満足度も高いです。


焼きたてのスフレチーズケーキを味わったら、もう元には戻れないことを覚悟しておいた方が良いかもしれませんよ(^_^;)

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