こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。
春と言えば桜、桜といえば桜餅、桜餅といえばあんこ。
春には桜を使ったスイーツがたくさん売られていて、桜好きにはたまらない季節なのではないかなと思います(^_^)
しかし桜の時期はとても短いもの。
そんな桜をたっぷりと楽しめるよう、あんこから桜風味のお菓子を作りたいなと思い「桜あん」を開発しました。
ここでは「桜あんのレシピと作り方」についてまとめたいと思います。
この記事を書いている僕はパティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり、数々のお菓子を作ってきました。また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)
読み終わって、
・桜あんの材料がわかった!
・桜あんの作り方がわかった!
・桜あんを使った和スイーツで春を満喫できた!
と、桜フレーバーを堪能してもらえると僕も嬉しいです(^_^)
合わせて、今回の桜あんを使って作れるスイーツも簡単に紹介したいと思います。
・【日本の四季】和を感じる桜あんのレシピと作り方。
春と言えば桜スイーツ。
桜フレーバーのお菓子は優しい香りとかわいいピンク色に癒されます(^_^)
桜あんの正体を先に言ってしまうと、「白あんに刻んだ桜の葉っぱの塩漬けを加えて香りをうつしたあんこ」なんです。
ここでは1から本格的に作るレシピと作り方を紹介したいと思います。
少し大変かもですが本物志向の方には大満足間違いなしなので、ぜひ1度試してみてください(^_^)
・【本格派のあなたへ】桜あんのレシピ。
桜あんの材料はいたってシンプル!次の3つだけです。
あんなに美味しいのに、白あんを炊いて最後に刻んだ桜の葉を混ぜるだけなので思っているよりも簡単です。
葉っぱが大きければ2枚で大丈夫ですが、葉っぱが小さかったり、しっかりと桜の香りをつけたい場合には3枚使います。
桜を使ったお菓子といえば花のイメージが強いですが、実は葉っぱの方がしっかり桜の香りがするんです!
また仕上がりの色味は、白あんベースなのでどうしても白っぽくなってしまいます。
もしピンク色に仕上げたい場合は、殺菌のため1度沸かした水で赤の食用色粉をのばして最後に混ぜて色をつければOKです(^_^)
ピンク色に着色すればより桜っぽい雰囲気がでるよね!
※色をつけすぎてしまうと食欲がわかない色になってしまいます。なので少しずつ様子を見ながら「ほんのりピンク色」を目指して着色しましょう。1度に大量に加えるのはNGです。
・桜あんの作り方と手順。
ここでは色々なお菓子に使えるように、こしあんバージョンの桜あんの作り方を解説します。
【桜あんの作り方】
白いんげん豆を水に一晩つけてもどす。
↓
白いんげん豆を茹でこぼす。(渋切り)
↓
水を換えて火にかけ、白いんげん豆が柔らかくなるまで弱火で煮る。
↓
柔らかくなった豆を潰して中身を出す。
↓
水の中でザルを使ってふるい、皮を取り除く。(実を下に落とすイメージ)
↓
皮は捨て、沈んだ実をさらしなどで濾す。
↓
さらしにたまった白いんげん豆の実の水分を絞る。(これが生あん)
↓
鍋に絞った白いんげん豆(生あん)、砂糖を加えて炊く。
↓
最後に桜の葉の塩漬けを刻んで加え混ぜる。
↓
(葉っぱが嫌な場合は最後に裏ごしする。)
↓
完成!
お疲れ様。
※桜の葉の塩漬けはそのまま使うと塩気が強いので、軽く洗ってたっぷりの水に15分ほどつけて塩抜きしたものを使います(^_^)
また、『桜の葉っぱが入っているのがちょっと嫌だなぁ…。』と思う方は最後に裏ごせば問題ありません。
その場合葉っぱを混ぜてすぐに裏ごしてしまうと香りのうつりが弱いので、葉っぱを混ぜた状態のまま1~2日ほど冷蔵庫で寝かせてから裏ごしたほうがより良いです。
そうすることでしっかりと桜の香りのする桜あんに仕上げることができます!
今回はこしあんバージョンをご紹介しましたが、粒あんでも大丈夫な方は粒あんの方が手間が少なく簡単なのでおすすめです!
その場合のベースとなる白あんの作り方も知りたい方はこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。
作る手間を考えると、結果「白粒あん+桜の葉刻み入り」の桜あんが一番簡単で早いです。
そして「白こしあん+桜の葉刻みを混ぜて裏ごし取り除いたもの」が一番手間がかかります。
桜モンブランのように桜クリームを絞る場合には、モンブラン用口金が詰まってしまうのでこしあんにしないといけないですが、鯛焼きやどら焼きにはさむ系のスイーツなら別につぶあんでもいいんじゃないかなと僕は思います。
何に使うか用途によって作り分けて、余計な手間を省いて手軽に楽しんじゃいましょう(^_^)
・裏ごせば滑らかな仕上がりに!裏ごさなければ桜の葉入りで桜感アップに!
リキュールでも簡単に香りをつけることもできますが、今回は葉っぱを使って本格的な味わいに仕上げています。
桜の葉っぱを丸ごと使うことで、ひとつひとつ葉っぱに包まれた桜餅のように上品でありつつもしっかりとした桜の香りをつけることができるからです。
ここで、桜餅でも「葉っぱを食べる派」と「食べない派」にわかれるように、桜あんも「葉っぱが入っていた方が桜あんぽくて良い派」と「葉っぱは食べたくない派」に別れるのではないかと思います。
なので桜の葉は、好みの仕上がりで有りか無しか選べばいいと思います。
好きな方を選べば大丈夫だよ。
最後に裏ごして葉っぱを取り除いたとしてもしっかり桜の香りはするので、葉っぱを食べない派の方でも十分に満足することができます(^_^)
・桜あんをアレンジ!桜あんをつかったお菓子3選。
香り高い本格的な美味しい桜あんができれば、いろんなお菓子に使って楽しみたくなります(^_^)
桜あんを使ったスイーツは次のようなものがあるので参考にしてみてください。
【桜あんを使った春スイーツ】
・桜あん桜餅
・桜モンブラン
・桜あん水羊羹
・桜あんどら焼き
・たい焼き(桜あん)
・桜あんロールケーキ
・桜あん冷やしぜんざい
・桜あんオン・ザ・クラッカー
桜あんがあれば、色々なお菓子が簡単に春仕様に早変わりします!
基本の水羊羹のあんこを桜あんに変えればピンク色のかわいい水羊羹になったり、生クリームを混ぜて桜香るモンブランクリームにしたりと使い方は自由です!
今の僕の気分なら、クレープに桜モンブランクリーム絞って桜クレープかな。上には桜の花ものせちゃう!想像するだけで美味しそう!!
手軽にクラッカーに塗ったりなど、いつものおやつにちょっと桜あんを添えてみるだけでも簡単に楽しめて大満足です(^_^)
・まとめ
今回は、
【春の香り】桜の香りを纏った極上桜あんの作り方とレシピ。
についてまとめました。
【桜あんの作り方】
白いんげん豆を水に一晩つけてもどす。
↓
白いんげん豆を茹でこぼす。(渋切り)
↓
水を換えて火にかけ、白いんげん豆が柔らかくなるまで弱火で煮る。
↓
柔らかくなった豆を潰して中身を出す。
↓
水の中でザルを使ってふるい、皮を取り除く。(実を下に落とすイメージ)
↓
皮は捨て、沈んだ実をさらしなどで濾す。
↓
さらしにたまった白いんげん豆の実の水分を絞る。(これが生あん)
↓
鍋に絞った白いんげん豆(生あん)、砂糖を加えて炊く。
↓
最後に桜の葉の塩漬けを刻んで加え混ぜる。
↓
(葉っぱが嫌な場合は最後に裏ごしする。)
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完成!
【桜あんを使った春スイーツ】
・桜あん桜餅
・桜モンブラン
・桜あん水羊羹
・桜あんどら焼き
・たい焼き(桜あん)
・桜あんロールケーキ
・桜あん冷やしぜんざい
・桜あんオン・ザ・クラッカー
あんこは日本の代表的な甘味です。
そんなあんこと桜の香りが見事にマッチした桜あんは絶品!
海外の方にもこの日本の四季を感じられる桜あんを食べてみてもらいたいものですね(^_^)
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