こんにちは、きらのすけ(@kiranosuke_3_)です。
レモンを絞ってドリンクに使ったり、蜂蜜漬けにしたりと暑い時期には爽やかになりたいものです。
「ですがそのレモン、無農薬ですか?」
スーパーやコンビニに売られているレモンの大半は輸入物で、これらのレモンは運送中に腐らないように防腐剤やワックスなどが使われています。
防腐剤不使用やノンワックスと表記されているものだと安心して使うことができますが、それらのレモンはちょっと値がはるので普段使いはちょっと難しいかもしれません。
ですがちょっとのひとてまで、ワックスや防腐剤を取ることができれば安心して料理やお菓子に使うことができると思います(^_^)
ここでは次のような悩みを解決します。
・レモンを安心安全に使いたいんだけど…。
・レモンのワックスや防腐剤って取ることができる?
・やっぱり無農薬レモンの方がいい?
この記事を書いている僕は、パティシエとして10年以上お菓子作りにたずさわり数々のお菓子を作ってきました。
また100冊以上のレシピ本を読んできたのでお役に立てると思います(^_^)
読みおわって、
・安心して料理やお菓子にレモンを使えるようになった!
・レモンについている添加物をとる方法がわかった!
・体への影響など無農薬の良さを改めてわかった。
と安心してレモンを食べてもらえることができたら僕も嬉しいです(^_^)
無農薬やオーガニックの高価なレモンじゃなくても、「丁寧に下処理する」ことで美味しくかつ安心して食べることができるので毎日の食事や健康のために知っておいて損はないと思います。
・レモンについているワックスの取り方5つまとめ。
それでは早速ですが、レモンのワックスの取り方は次の5つあります。
①レモンを塩でもみ洗いする。
②レモンをお湯につける。
③レモンをサッとゆでこぼす。
④レモンを重曹水につける。
⑤レモンをたわしやスポンジで丁寧に洗う。
なにか特別なことをしないといけないのかなと思いきや、どれも思ってたものよりも案外普通のことでした(^_^)
これなら誰でもすぐにできそう!
つづいてはひとつずつをもう少し詳しく解説していきたいと思います。
・レモンについているワックスの取り方~塩でもみ洗いする~
このワックスの取り方はとても簡単で、レモンに塩を適量まぶしてもみ洗いするだけ。
きゅうりの浅漬けを作るイメージで、レモンの皮をジャリジャリと塩で洗っていきます(^-^)
レモンの爽やかな香りがたって気分もリフレッシュ!!
こうすることで、塩のざらつきで表面のレモンの皮が削れて一緒にワックスも落ちるというものです。表面が削れたことで香りもた立ち、料理やお菓子が爽やかに香ります。
しかし塩には「脱水作用」があります。
なのであまりにもやり過ぎると、表面についた傷から苦味成分なども出てくるので必要以上に強く揉み洗うのはNGです。
※塩でもみ洗いするので手袋をつける、またはポリ袋などの中にレモンと塩を入れるなど、直接手でさわらないことをオススメします。
また塩を使った方法で「濃いめの塩水に10分ほど浸けておく」という方法も、もみ洗いと同じように効果があるので、どちらかやり易い方で試してみてもいいんじゃないかなと思います(^_^)
時間があるときは浸けて放置!
時間無いときは直接もみ洗い!
って感じで使い分けるといいんじゃないかな!
・レモンについているワックスの取り方~お湯につける~
次にすぐにでもできる簡単なワックスの取り方。
それは沸騰させたお湯にレモンをつける、又はかけたりする方法です。
熱いお湯につけておけば表面のワックスが取れやすくなるので、そこをスポンジなどでこすって取ります。
塩を入れたお湯に浸ければより効果的!
どうしても面倒な場合は、ポットのお湯をそのままレモンにうたせればそれだけでずいぶん変わると思います(^_^)
・レモンについているワックスの取り方~ゆでこぼす~
こちらは定番のお湯を使って洗い流す方法。
やり方はいたってシンプルで、鍋にお湯を沸かしてそこにレモンを丸ごとサッと茹でるというもの。
時間としては弱火で30秒くらいが目安で、ボコボコに沸騰させなくても大丈夫です!
よくオレンジピールやレモンジャムなどの下準備に苦味を抜く作業がありますが、これはレモンの表面に着いているゴミやワックスなどの添加物を取るためでもあったんですね。
先に紹介した「お湯に浸ける」という方法もありますが経験上それでは少し弱い気がするので、僕は少しだけ火にかけて茹でこぼしちゃいます(^-^)
レモンの皮は分厚いし、30秒くらい茹でても全然問題ないよ!
お湯で茹でこぼすと白い灰汁のようなものが浮き上がってきたり鍋肌にくっついたりしますが、これがワックスです。
レモンをゆでこぼしたあとは水でしっかり洗い流してから使いましょう(^-^)
・レモンについているワックスの取り方~重曹水につける~
掃除などでもよく使われる重曹ですが、これはレモンのワックスを取るときにも使うことができます!
重曹を水に溶かした重曹水はアルカリ性の液体となり、このアルカリ性水が汚れを浮き上がらせてくれることで綺麗になるという仕組みです(^_^)
なので重曹水にレモンをつけておけば、表面に着いているワックスが浮き上がってきて簡単にきれいにすることができます。
科学の勝利だね!
・どうしてもワックスが気になる時は‥。
ここまで読んでくれたあなたに1つだけ謝らなければならないことがあります。
それはこれまで紹介してきたレモンのワックスの取り方はとても有効ですが、除去率100%ではありません。
なのでどうしてもワックスや防腐剤などの添加物が気になる方は無農薬のレモンを使うことをオススメします。
あれやこれやと全力は尽くすけど、やっぱり普通に農薬使ってないものが1番安心するよね。
・まとめ
今回は、
【ワックス除去!】安心安全のためのレモンの下処理方法。ほんの一手間が仕上がりをかえる!
についてまとめました。
①レモンを塩でもみ洗いする。
②レモンをお湯につける。
③レモンをサッとゆでこぼす。
④レモンを重曹水につける。
⑤レモンをたわしやスポンジで丁寧に洗う。
きれいにワックスが取れたら、くすんでいたレモンの表面はつやつやな状態に変化します(^-^)
料理にも、おやつにもレモンを使って爽やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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