こんにちは、現役パティシエのきらのすけ(@kiranosuke_3_)です。
休日にお菓子を作ってみようかなと思い、
定番のガトーショコラに挑戦!
はじめはぎこちなかったけど、
2回目3回目になるにつれて徐々に完成度が上がってきました(^_^)
粉糖を振ってデコレーションし
せっかく綺麗に仕上げたのに包丁で切るときに
ボロボロになって見映えが台無しになってしまうことってありますよね(^_^;)
かつての僕もそうでした。
ホールのままなら完璧なんです!
ですが、
ずっとホールのままのガトーショコラでは食べられないので
覚悟を決めて切り分けなければなりません!
おいしいのを作ったんだから、
きれいにカットして皿に盛り付け、
季節のフルーツを添えたりソースをあしらったり
食べる直前まで美しくいてほしいです。
人に食べてもらうならなおさら気をつかいます(^_^;)
今回は、
・ガトーショコラの綺麗な切り方は?
・プロのパティシエさんの切り方は?
・家でも簡単にできる方法はある?
を解説していきたいと思います!
この記事を読み終われば必ず、
・ガトーショコラがお店みたいに綺麗に切れた!
・現役パティシエの切り方が参考になった!
・家でもできる方法がわかった!
と、ケーキ屋さんのように
切り口がしっかり角の出ている、
見映えのいい仕上がりになることを約束します(^-^)
・ガトーショコラの綺麗な切り方教えます!
せっかく綺麗に焼けたガトーショコラを
切り分ける際に台無しにしたくはありません(^-^)
作り方はもちろんですが、
上手な切り方もマスターしてしまいましょう!
ではさっそくですが、
ガトーショコラの綺麗な切り方は
温めたナイフで切る!
たったこれだけですね(^_^)
これだけなんですが
温めるのがついつい面倒で
結果ボロボロになってしまったりするんです。
面倒な気持ちはよくわかります(^_^;)
でもこの一手間が、
ケーキ屋さんのような見映えに繋がるんです!
作ったガトーショコラに
最後まで愛情をもって接してあげましょう。
・なぜ温めると綺麗に切れるのか?
『きれいな切り方=温めたナイフで切る』
ということはわかりました。
では
「なぜ温めたほうが綺麗にきれるのか?」
をより詳しく解説していきます。
ガトーショコラは
チョコレートやバターがたっぷり使われている濃厚なケーキです。
チョコレートもバターも、
冷蔵庫などで冷やせば固まるし、
温めれば溶けてしまいますよね!
なのでチョコレートもバターもしっかり含まれているガトーショコラは、
冷やせば固まって切りにくく
包丁にくっついてしまいますし、
温めれば柔らかくなってナイフが入りやすくなるからなんです(^_^)
・現役パティシエのガトーショコラの切り方。
ここでは、
僕のガトーショコラの切り方をお教えします(^_^)
まずはナイフを温めなければいけませんが、
よりきれいな切り方をするためにもう少し準備をします。
冷蔵庫から出したての
よく冷えたガトーショコラだと
形を保ちやすく当たっても潰れにくいですが、
温めたナイフの温度が下がりやすい
ということもあります。
かといって
ずっと常温に置かれたガトーショコラは、
ナイフの温度は下がりにくいですが
ケーキ自体が柔らかくなっているので、
ナイフを入れる力で少し沈んでしまうかもしれません。
これではきれいな角が出てくれないんです(^_^;)
なので冷蔵庫から少しだしておいた、
キンキンではないガトーショコラをしっかり温めたナイフでカットする!
これが1番です(^-^)
・ガトーショコラは冷やしておく。
・カットする5~10分前に常温に出しておく。
・ナイフは温める。
この3つの準備が最上級のきれいな切り方です!
ではこのナイフを温める方法がいくつかあるのでご紹介します(^_^)
・お湯で包丁全体を温める。
1つは包丁をお湯に浸けて温める方法。
包丁全体がしっかり浸かるほどの深さのあるコップや瓶があれば簡単にできます!
包丁をお湯につけて温める。
↓
取り出してふきんなどで水気を拭く。
↓
ガトーショコラを切る。
↓
包丁についた生地を拭き取る。
↓
1番上に戻る
これが最もシンプルです(^_^)
包丁が大きい場合は、
全体が浸かる深さの容器があるかが問題です。
僕が昔、
家でガトーショコラをカットしたときは、
適度な容器が見つからず
電気ポットのお湯を
出してはかけ出してはかけて
切った記憶があります。
途中でお湯もなくなるし周りも水浸しで、
決して上手とは言えなかったです(^_^;)
・ガスバーナーでナイフを温める。
2つ目は
ガスバーナーで包丁の刃をあぶって温める方法。
僕はケーキを切り分ける時、
刃渡り40㎝の長い包丁をよく使います。
ですがこれの全体をお湯に浸そうと思っても
そんな容器がなかなかありません(^_^;)
なのでガスバーナーで包丁を直にあぶって温め、
ガトーショコラをカットしていきます。
手順はお湯の時と同じで、
お湯からバーナーに変わっただけです。
包丁が温まれば切り方に問題はありません。
ですが家庭では少しハードルが高そうですね(^_^;)
・家でも簡単にできる方法。
とはいえ包丁を丸々お湯につけて温めたり、
バーナーであぶったりなどは家では難しいです。
簡単で危なくない方法がこの3つ目です(^-^)
「タオルを濡らして電子レンジ600wで20秒温める。」
熱々のタオルやふきんで包丁を包んで温め、
切り分けます。
包丁を温めてカットし、
包丁についた生地をふき取り
再度温めてカットする。
これの繰り返しです(^_^)
タオルやふきんが冷たくなってきたら、
また電子レンジにかければすぐに温まるので
とても簡単です!
汚れたままのタオルやふきんだと、
ふき取った生地が包丁についてしまって
きれいに切れない場合があります。
その場合は途中で1度洗うとよりきれいな仕上がりになります!
・まとめ
今回はガトーショコラのきれいな切り方を紹介しました。
とにかく温めては切る、温めては切る、です(^-^)
くれぐれも火傷にはご注意を!!
ではまた。
コメント